樹木にとっても栽培者にとっても迷惑な害虫を退治する。

  • 2017.01.06 Friday
  • 06:33

 

 

       まいどぉ!!( ̄∀ ̄)ノ

 

 

※飯前の方は、画像注意だよ。

 

 

わしは、イチジクを栽培している。

今年は植栽して6年目になるのだが、5年目の昨年は沢山の収獲があった。

 

まあ、それだけ収獲出来たとなると、たまにはカラスの被害にも遭う。

イチジクに関しては、カラスの被害なんて可愛いものでさ。

ヤツらは自分の口より大きいモノは突いてちょっと喰うだけみたいだし。

落花生みたいな小さいのは鵜呑みされちゃうから危険だけどね。

 

カラスよりも、もっともっと憎いヤツがいるんだよ。

 

もう、キノコの原木栽培をやっている時からの宿敵でさ。

それは「カミキリムシ類」なんだよ。

しかも、幼虫ね。

 

 

樹皮を剥がされると水分の吸収が断絶するので致命的

 

いや、イチジクの実を食害されるんぢゃなくて、樹を食害されるんだよね。

幼虫は樹の中、成虫はテメーのガキが喰いやすい様に樹皮を喰い荒し樹を

枯らそうと言う生態で、まるで樹木界の鬼と言っても過言ではない存在で

ある。

 

果樹園農家にとっては実戦で使った事が無いw核兵器より

驚異だと思うよ。思い切り実害を出すからね。

 

で、わしのイチジクは昨年の夏〜秋にかけて次から次へと収獲が出来、毎日

とは行かないけど1回に5個〜8個も大きな実が収獲出来る日もあったりした。

 

そんな最中でもイチジクの下に大鋸屑が大量にピラミッド状に溜まっている

事に気付いていた。

 

あ……やられているな……と。

 

しかし、収獲ペースが好調だと、やたらと思い付きで害虫退治のために農薬

注入や強い剪定が出来ないんだよね。

農薬を注入する事で、自爆しちゃうからね……

 

まるでカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)にキンタマを握られた気

分にさせられ、かなり不愉快な思いをしていた。

 

テッポウムシって1字で表す漢字が存在するって事は、昔から日本人が苛まさ

れて来たという証でもあるって事なんだな。

虫辺に曹……三国志に出て来る厄介なヤツから取ったのか?(笑)

 

で、業務の忙しさから解放された今年の正月休みに、生け捕りにしてやろうと、

早朝から挑むことにした。

具合悪くて仕方なかったんだけどね……でも、もう気になっていたから強行す

るしかなかったんだよ。

 

「オマエもとうとう年貢の納め時だ╬╬╬╬╬」って。

 

いや、追徴課税を納めれば許されるという甘い処分ではなく、ヤツらの罪は

罪が無い優良納税者の財産(樹)を貪る事から、死刑を「葬る大臣(法務)w」

許可無く執行する事にした(笑)

 

 

既に樹皮は、こんなに荒らされていた……地面には木屑(糞)が沢山落ちている。

 

 

で、思い切って昨年大量収獲出来た幹から各枝の剪定に取りかかった。

イチジクは樹の根元から萌芽更新が盛んなために出来る超荒技でもある。

 

 

 

 

取りあえず、ヤツらが貪った末端の枝は昨年の台風当たり年の影響で折れたまま

になっている。

枝の中が空洞にされているので、強風で簡単に折れてしまうんだよね。

 

 

折れたところから「ぬくぬくと越冬中♪」の憎き犯人を追う。

 

ちまちまと追う……剪定鋏〜ノコギリまで使い分けて幹の分岐箇所まで上から徐々

に、ちくわ状になった枝を切って行く……

 

すると、先端から根元へ向かい、第一の太い枝との分岐箇所で越冬していたらしい。

 


 

 

やっちまった……(笑)

 

 

グ、グロ……

 

で、うっかりノコギリで作業上過失で八つ裂きにしてしまった……

というよりは真っ二つって感じかな。

 

わしにしてみれば、撮影の都合上、生け捕りにしようと思っていたのに、半身状態

にも関わらず、生意気にも更に奥へ逃げ込もうとする。

ノコギリの先端で引き摺り出すと、結構な大物だった。

 

接写画像で見ると相変わらずグロい生物である。

散々、人のイチジクの中を喰い荒し、排出した糞は幹内部の下部へ押しやられて

いるようで、喰い荒しながら上部へ上がって行ったようだ。

 

まあ、ここら辺は想像の域を出られないんだけどさ……

 

 

 

既に穿孔していったトンネルの壁には嫌気境界線の様なモノが形成されている。

というより、樹木が自己治癒をしようとして形成された「入り皮」というヤツ

かもしれない。

 

樹木内に害菌を持ち込む代表はキクイムシだと思っているが、自然界にいる

昆虫なんて、彼方此方から体中にバイ菌を付着させて来るだろうから、カミ

キリムシだって同じだろう。

 

隣にある「島桑」の幹もカミキリムシの成虫の被害をかなり受けていた。

 

 

当然、成虫は産卵、孵化済みだろう。

と思って、不要な枝を剪定してみれば、当然の如く幼虫が穿孔済みであった。

上画像の左右にある枝の断面が物語っている。

 

イチジクの生命力ってのは、かなり強いもので根元から結構不定芽が形成され

て萌芽した枝をどんどん伸ばし、太っていく。

 

で、株元から分岐したもう一方の枝があるのだが、こちらはあまり被害を受けて

いないのかな?と思って、そちらに回ってみると、やはり先端の枝が3枚目の画

と同じ状態で折れている。

 

やはり、こちらもやられているか……

で、犯人捜しを再開する。今度こそ、切断せずに引き摺りだしてやろうと思って、

先端の方から切り落として行く。

 

が、途中で考えが変わった(笑)

 

どうせこの寒さだから、細い枝の中で越冬はしていねーだろ?って事で。

 

で、目星をつけて、ここら辺に居るのでは無いか?と思われる所から枝を切って

鉈で少しずつ裂いて行く。

 

が、留守だった……

 

 

 

 

裂いてみた結果、見事にトンネルが形成されており、まるで出来の悪いパイプだ。

 

 

で、さっきと同じ様にその下にある他の枝との分岐箇所から切断する……

 

 

 

 

あ……また、やっちまった……(笑)

 

エキスが滴り落ちそうだよ……せめてトリクルダウンにしてくれよ(苦笑)

 

で、また引っ掻き出した。

 

 

 

見事に真っ二つ……

 

ここで、今回、わしが得た知識はね……

テッポウ虫(カミキリムシの幼虫)を力業で駆除しようと思うなら樹勢の良い

樹種でなくてはならない。

 

まあ、ある程度大きい樹であれば、強い剪定をしても大丈夫かと思うが、ブナ科

の樹木に限っては、樹の頂天を大きく落とすと枯れてしまう場合があるから注意が

必要である。

 

で、ヤツが侵入したと思われる枝があったら、その先端から根元に向かって行き、

一番最初の太めの枝が生えている付け根の先端側に潜伏しているということだ。

今回の実習で気が付いたんだよね。

 

というより、こんな荒技をしなくたって初夏から、大切に管理していれば、穿孔

箇所から針金で突いて刺殺したり、産卵前の成虫を捕殺する事で避けられる被害

なんだけど、やはり仕事を持っているとイチジクの木に張り付いていられないか

ら仕方ないよな……

 

これを読んだ大切な樹がカミキリムシ被害に遭った方々、今時期の駆除、捕殺が

居所が判り易くて、チャンスかもしれません。

 

モミジ系は特に被害が多いので要注意。

 

その他各種の樹木の天敵として多種のカミキリムシが存在する。

今回の成虫は「ゴマダラカミキリ」である。

シロスジカミキリなんて、スズメバチやカブトムシと共存だってよ。

わざわざ樹皮を噛み切って樹液を出してやるんだって……

 

やはり、何奴も此奴も「鬼」だわ……

 

 

さて、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

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