古道具が好きでも、自分に前挽き鋸を使う機会があるだろうか?

  • 2016.12.17 Saturday
  • 21:54

 

 

        まいどぉ!!( ̄∀ ̄)ノ

 

 

 

わしは、古道具が好きである。

まあ、使おうと思って仕入れるのが殆どだが、たまにコレクションとして

欲しくなるモノもある。

 

そのひとつが、これだ……

しかも、全長が80cmあって幅が40cm近い。

しかも、重い。

もの凄く邪魔(笑)

 

バカだろ?

 

 

前挽き大鋸というやつ。

ネットオークションで落札したんだよ。 

思い切り安かったんだよな。

 

この古道具って田舎の資料館や博物館には必ず展示されているね。

 

で、この鋸が自宅に届いた時、梱包から引き出した時に「パキ!」って音がしたと

思ったら、柄の付け根から古鉄が折れてしまってね……

で、完全セパレートしちゃったのが残念で、自分で修復する事にした。

出品者にクレーム付けて良いのかどうか……ま、自分がしっかりとした梱包から取り

出す時に破壊したということだし……

 

まあ、柄の付け根から折れてしまったので使用するには無理がある。

落札した時には、こんなの使ったらウケるだろうな?と、ちと馬鹿な事も考えたりし

みたが、やはり過酷な使用には耐えられないと決定。まあ、当たり前だよな。

ただでさえ、過酷な使用をされて来た工具だ。

 

古道具を使うってのは、はっきり言ってかなりの苦労が伴う。

やはり新しい工具の方が作業は楽だよ。

今の時代、わざわざ苦労を買って出て時間ばかり喰っていては、業務の依頼者に対し

失礼だしさ。

「綺麗、簡単、早い」という時代。使い捨て商品だって多い。

今は「電気」という力があるんだからさ。

 

で、折れた前挽き大鋸。

さて、どうやって修復したのかって言うと……

これも古いモノばかり使って修復したんだよ。

 

まあ、買ったモノは楔(くさび)と接着材かな。

 

 

土牛製の楔。

これが2個セットで数百円だったかな?忘れたけどなー

 

柄の付け根が折れてしまった理由には、柄と鋸の接続箇所に大きな「がたつき」

があったのが原因と思われる。

しかも、木製の柄には腐朽菌が侵入した跡があって、ちょっと腐朽されていたんだね。

そこに空気中の湿気が入ってしまい、乾燥がし辛くなって金属の腐食が進んで強度が

落ちていたと思われる。

 

柄を新しく大きめに造って、差し込みを深めに造ろうか?とも思ったが、昔からの

刻印が見えなくなってしまうのも勿体ないなーと思って昔のまま保存する事にした。

 

 

 

 

で、楔を入るところまで打ち込んで取りあえず、がたつきを押さえた。

そこに業務用瞬間接着剤をドボドボ流し込んで固着させた。

この接着材が結構高価だった(苦笑)

と言うより、わしが業務上、切羽詰まった時にたまに使うので強力なのは知って

いたのだが、まさか古道具に使うとは思わなかった。

 

接着が完了したので、今度は引き上げて来た電線(Fケーブル)の被覆を剥がして

銅線を取り出す。当然中古電線(笑)

こいつを二重巻きにして楔が入ったところを締め上げた。

 

最後に柄が再度割れない様に銅板が必要になった。

これはどうしようか?と悩む。いやいや下手なオヤジギャグぢゃないからね。

で、倉庫にある引き上げ金属コーナー(笑)にエアコンの配管の屑があるのを思い

だした。

これを必要分の長さだけをパイプカッターで切り落とし、角材の上で玄翁で叩き潰

した。柄のRにあわせて曲げて、両脇を夜逃げされた元請けの倉庫から引き上げた

銅釘で留めた。

 

 

 

で、最終的に下画像のようになった。

本当は、もう少し本体を綺麗に磨いてやれば良いのかもしれないが、時代による経年

を感じるには、このままの方が良いのかな?と思って、変な手入れはこれ以上しない

事にした。

 

 

 

 

刃こぼれが、1つも無く珍しく安価な商品だったが、予期せぬトラブルで入らぬ手間

暇が掛かってしまった。

2000円+送料+楔+接着材+自分の工賃(これは任意だからな……w)を合計する

と、結局高値になってしまったわい。

まあ、結局オブジェだよ(笑)

 

因みに、ネット上に溢れる多数ある有名画像を頂こうとすると、下の絵が出て来るね。

で、結局頂戴した(笑)

 

 

これって、すげぇよな。角材に乗っている職人が素足、Tバック、ハゲに黒い鉢巻き。

余所見をしながら作業が出来る神業職人みたいだ。

角材の下から刻みを入れている職人は防護メガネ無しで大鋸屑が目に入り放題だろ……。

翌朝は目脂、鼻糞だらけだったかもなぁ……

 

しかも何時なんどき倒壊しても不思議ぢゃない支柱の間で目立てをする職人。

それをからかう婦人?イクメン?

 

まあ……突っ込みどころ満載で素敵な絵である。

 

でもさ……昔のこう言った作業があったからこそ現在の便利な工具が考案されたわけだ。

先人の知恵と努力は、こうして現代に活かされているんだね。

 

あ、絵に残してあった事も素晴らしいと思う。

 

しかし今時こんな苦労は誰もしたくないから、楽するためってのがビジネスになるんだな。

これって、古代から続いている習慣なんだよね。きっと……

 

しかし、材木にされてしまう樹木は進化していないよな。

 

 

 

 

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