イヌシデは関東でのナメコ原木栽培に最も適している

  • 2016.12.11 Sunday
  • 20:22

 

      

       まいどぉ!!( ̄∀ ̄)ノ

 

 

最近、アナログブームになって来ているらしい。

先日、ラジオではカセットテープに回帰している傾向があると放送していた。

既に現在、技術的には行き着くとこまで行ってしまっているという。

 

若者にとって「カセットテープ」って何?と言った感じかもしれないなー。

キノコ栽培もアナログに回帰して原木栽培が見直されるのかな?

と言っても既に「原種」と言われるモノは栽培出来ないのかもしれないくらい

品種改良を重ねていて、現在においては各種菌会社の技術・研究が功を奏して

栽培し易く美味しいキノコが他種ある。

 

こういった事を考えると、行う事はアナログかもしれないが、使用するモノは

最先端技術を利用出来るのだから、良い時代になったのかもしれない。

ただし、原木栽培においては「原木入手」が困難になったのはやはり「時代」

を表している。

 

コンクリート化した現在、便利さと見た目重視の町作り……人間が欲する横着

のために発展する経済優先の時代。

いくらアナログ回帰と言ったって苦労するのは、やはりイヤだろう?(笑)

 

さて、キノコの原木栽培は必ず「苦労」が伴う。はっきり言っておく。

まあ、ここで「やめた」という方はやめた方が無難だよ。

 

 

 

 

 

今回の話はナメコ栽培について書いてみようかと思う。

 

ナメコってのは深山のブナの倒木に発生するのが基本。

しかし、昔から人間が栽培し易いキノコとして長年市場で取り扱われて来た

優秀菌である。

 

わしが思うには、ナメコの発生の環境としては自生する場所の紅葉時期に合致

するのではないか?と思っている。

まあ、関東で言えば12月だな(笑)

 

栽培キノコの共通として原木は広葉樹を使うのが一般的。なるべく落葉樹だね。

カラマツでも栽培出来るらしいが、わしはやった事が無い。スギでも発生が確

認されたという知り合いからの貴重な報告があったが、やはり冒険する余裕が

なければオーソドックスな方法を推奨する。

 

関東やその他、標高が低い町場や温暖な地域ではブナ原木の入手は困難だろう

から、そこら辺に自生している樹木を使用する事になるのが一般的である。

 

しかし、園芸店やホームセンターで扱っている原木は、コナラかサクラが多い

と思う。しかも原木の直径が10cm以内だろう。

まあ、この原木でも良いのだが、わしの経験上ナメコを栽培すると植菌後3年間

も使えない。まあ、少しでも発生を楽しめれば良いという方にとってはこれで十

なのだろうから、これ以上は言わない。

 

ナメコを栽培するのであればコナラを薦めるよ。サクラは樹皮が硬くて個人的に

は嫌いだね……芯材も多いし、害菌の被害も多いから栽培に使うには危険を伴う。

 

 

カワラタケの被害に遭っているサクラ。

 

 

生きているにも関わらず、カワラタケ等の強い菌類は木の弱点を襲って来る。

こう言った事から「サクラ」には危険が多い。購入時、既に原木に侵入されて

いるかもしれない危険がある。

 

 

街路樹のサクラを見ていると多種の多孔菌類に侵されている。

わしだったら太いサクラ原木が安かったら鉋台に使うわ(笑)

まともにサクラ材を買うと、足下見られて高価だからな。園芸店でサクラ材を買

うとお得かもなー。

 

不味くたって「マグロ」、泥臭くたって「ウナギ」は特に高価だよ。危惧種だ

と言ったって、獲れるところぢゃ冷凍庫のゴミになるくらい獲れるんだから、政

府のプロパガンダだよ……たぶん。まあ、日本人の大好きなブランド、資格、プ

イド、見栄、価値観を揺さぶる作戦なんだよ(笑)

余談だけど海釣りで大量な時があってさ。クーラーボックスに満タンの魚を持っ

て近所のオヤジのとこに持って行った事があってね。

「好きな魚を好きなだけあげますよ。」と言ったら、アジは程ほどで釣れたタイ

の殆どを持って行った。余程タイが好きなのか、鯛飯が喰いたかったのか、鯛汁

が飲みたかったのか知らんが、やはり価値観の問題なんだろうなぁ?って(笑)

 

サクラから発生したナメコが高価なモノか?と考えるとそうぢゃない。

ナメコはナメコだよ(笑)

 

 

 

 

話は戻るけど、ナメコ栽培に適した樹種って何度もこのブログで書いている様に

やはり「シデ」だね。図鑑だと「イヌシデ」となっている。

その他、クマシデとかあるけど一般的にはイヌシデが多い。関東ではソロノキと

言う方もいる。

樹皮が独特な模様なので、この特徴で憶えると良い。

まあ、下画像の樹皮はかなり強い模様の樹だ。

 

 

 

 

まず、シデを覚えると良いんだけど、なかなか樹木ってのは覚えるのが難しいと

思うよ。特に衝動的に「キノコ栽培をしてみたい」と思うと、まずこの問題にぶ

かると思う。だから売っている原木を購入するしかなくなる。

キノコ栽培自体が高価で贅沢な趣味になってしまうわけだ。

そこで、関東の山林でよく伐採の餌食になるシデの画像を貼っておくけど、伐採

している現場に出会したら交渉する事を薦めるよ。大体春に花が大量に落ちて嫌

がられるし、秋には落ち葉で嫌がられる。しかも成長が早いのも嫌がられている

代表的な樹種なので、伐採の餌食によくなっている。

 

既に紅葉している事から、葉の元にあるのが冬芽

 

 

葉の形状はブナの葉に似るが、厚みが無い。

 

 

また、自分で伐採出来るチャンスがあった場合の見極めの一助として冬芽や葉の

画像もサービスしておいたよ(笑)

 

シデが入手出来なくて原木を購入するとなると……

 

うーん……そう考えると原木栽培ナメコも高価なモノになってしまうのだな(笑)

一番入手がし易そうな原木として「シデ」を挙げてみたけど、その他トチノキや

カエデ類も使用出来る。まあ、やはり上記2種よりもシデの方が関東では入手し

易いのは確かである。

 

さて、運良く原木が入手出来たら乾燥に入るが伐採後、あくまでも目安でしかな

いが木口にヒビが入って来る様子で判断するのが一般的であるが、一番有効と思

われる乾燥度合いを確認するには樹皮を少し捲って見ると良い。

樹皮の下が青く捲れて来るモノは乾燥不足であるから直ぐに分かる。

 

まあ、伐採されてしまった原木なんて既に根が無いんだから枯死の方向へ行くの

だけど、あまりに水分が多いとまだまだ原木は生きようとするから菌の生存範囲

が無くなる。やはりある程度の乾燥は必要である。

ここら辺は原木キノコ栽培においては共通事項だな。このような事を考慮すると

やはり伐採時期は秋〜初冬に限るという事になる。理にかなっているわけだ。

 

春先も2月になってから伐採した原木は既に地中から養分を吸収し始めていて、

乾燥させようと思っても、そうはチン丼どん。

種駒を植菌したって初夏には樹皮や小枝があった所から新芽が吹き出すんだよ。

原木栽培する際には乾燥が大事だと思わされる瞬間だね。

 

さて、乾燥過程が完了したら今度は種駒を購入して打ち込むわけだけど、この時

に使用するドリルや錐については何度も当ブログで推奨しているのが「充電イン

パクトドライバー」と「鋼板ドリル8.5mm」だ。

種駒の径が普通は8.5mmだからね。

 

 

 

 

充電インパクトドライバーは振動を与えながら穿孔出来、機械本体に電源ケーブ

ルが無いため不要の転倒や絡みが無いのが便利だ。メリットを書くと多数ある。

グリップが細くて握りやすい、軽い、置き場を選ばない、場合によっては腰から

下げて何処にでも移動が可能だ。穿孔中、不要な負荷がかかると停止するので、

予想外の手首への事故が減少出来る。

デメリットは充電が無くなって来ると力が落ちる、作業が早いと充電が間に合わ

ない事からバッテリーを数個必要とする。

 

まあ、高価な工具ではあるが1丁あると生活上でも便利だし、自家用車のタイヤ

交換にもソケットレンチを取り付ければ作業が楽チンになるので、持っていて損

になる工具ではないよ。

 

まあ、ここら辺が種駒接種するキノコに共通する事だから、入手するなら老舗

メーカーのモノが絶対に良い。わしの場合は「マキタ」を使っている。

しかし、最近「マキタ」の戦略に嵌められてマキタコレクター化している……

まあ、そのうちカテゴリーにある「悩める工具達」ってとこで記事を書こう

かと思っている(苦笑)

 

さて、錐(刃)は木工用のモノでも良いが、木工用だと脳ミソの中身が古い大工

用のサイズしか無いんだよね。店頭にあるサイズってさ。

1分、2分、3分……1寸(笑)これをmmにすると、大体3mm、6mm……と

なるから、兎に角3刻みのサイズ。

今時尺貫法も殆ど使われなくなったけど、コンパネのサイズがいまだに尺貫サイズ

で販売されいるから仕方ねーのか……

「木工」と「大工」だと1画抜けてるからなー(笑)

 

なので、木工ドリルは使わず、鋼板ドリルを使う。鋼板ドリルなら8.5mmのサイズ

が普通に販売されいるからね。

別にブリキ屋のおつむは最先端で、大工が生ける化石だとか言っているわけでは

無く、話のネタだから気を悪くしないでな(笑)

 

園芸店で売られているシイタケ・ビットなるものを使っても良いのだが、これだと

決まった深さしか穿孔出来ないため、後々の栽培を左右させる事が出来ないから、

わしは薦めない。はっきり言ってボツ!

 

わしの場合、何のキノコの栽培でも共通だが種駒を打ち込むための穿孔は、種駒

の長さの2倍は穿孔する。そのために鋼板ドリルを使うのである。

これについては過去ログにあるので、興味があった場合だけ右のカテゴリーにある

「原木栽培……原木」の中から探して読んで貰いたい。ちと作画が見づらいけどね。

わしはと言うと、ナメコの普通原木栽培は初年だけで2年目以降は全て大鋸屑菌を使

短木断面接種栽培に移行してしまったので、種駒接種するキノコはシイタケとク

タケだけになってしまったけどさ。

 

ここまで準備出来たら原木に穴を開けて行くんだけど、標準の穿孔方法だと、はっ

きり言って原木1本に対して種駒数が少ない。

害菌類の被害が多い生暖かい関東首都圏で標準数では危険極まりないからだ。

 

 

テキトーに作画してみた(笑)直筆は汚ねぇなぁ……いやいや、ごめんw

原木の長さは100cm=1000mmだよ(苦笑)一桁間違えているから(_Д_)ノ彡☆

 

打ち始めは原木の上下に対し、木口から5cmとあるが3cm以内から打ち始め、

20cm間隔という標準より狭め15cm以内にする。列間は6〜7cmとあるが4cm

にする。

 

最後に木口にも打ち込む。木口の直径÷2の数を打ち込む。

害菌類は木口からの侵入が多いので木口には必ず打ち込む事を推奨する。

尚、原木に芯材が有る場合、芯材に打ち込む必要は無い。菌類が分解出来るところ

では無いので無駄になるからだ。

 

さて、全ての種駒を打ち込んだら「仮伏せ」という作業に入るのだが、ここで少々

種駒を打ち込んだ原木を早期ホダ化させるために保温作業が必要になる。

あまり大事にしても多種のカビ類を寄せ付けてしまうので、ある程度の保温で良い

のである。

一番簡単な方法としては、地面に置いて落ち葉をかけて風で飛ばされないように

遮光ネットでもかけて置けば良いが、積み上げた原木の周囲をビニールシートで

仮囲いをし、上部を開口して雨が充るようにして置けば良い。

仮伏せ時の季節の直射日光など大した事が無いので上部に何か掛けてあれば、気温

が15度を超すまで、そのままにしておけば良い。

 

時折、青カビの付着状況などを確認して、問題があれば改善するべきである。

 

気が向いた時に、つづく。

 

 

 

 

 

さあ〜頑張ってアナログ栽培ナメコを大量発生させよう!

 

 

 

 

 

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