シイタケ他エノキタケ、クリタケ等……原木キノコ栽培の接種時期が近づいて来た

  • 2016.12.04 Sunday
  • 12:00

 

 

 

      まいどぉ!!( ̄∀ ̄)ノ

 

 

 

さあ、そろそろ原木キノコ栽培の接種時期だ。

 

10月〜今月までに原木を入手して乾燥過程が良好なら年末にはシイタケを

接種する事が可能だろう。

 

ナメコを栽培するにあたって、コナラの原木を使うのなら年末の接種も良い

だろうが、サクラ原木を使った「普通原木栽培」だと、乾燥時間がもう少し

必要かもしれない。

 

入手した原木の乾燥具合は、それぞれ異なるから木口の割れ具合から各々

判断しなくてはならない。

 

クリタケの場合は春まで乾燥させてから接種しても間に合うと思う。

クリタケは接種後、原木を完全に土中に埋めてしまうからだ。

 

多種のキノコを接種する場合の効率を考えた順序を簡単に書くが、まず基本と

して原木を10〜11月に伐採された直径10cm x 長さ100cmの原木を基準

に書いて見る。

 

ごく簡単な基準だけど。

 

 

 

 

最初はナメコかな。

 

シイタケより乾燥過程は短くて良い。

菌糸が成長するにあたってシイタケより水分が必要だからだ。

サクラを使う場合は樹皮が厚くて硬く乾燥が遅いので、ここら辺を考慮する。

シデを使う場合は伐採後1ヶ月くらいで良い。

コナラを使うなら1ヶ月半〜2ヶ月かな。

接種後地面の上に転がして仮伏せ→そのまま本伏せに。

接種の際、必ず木口にも接種する。

低温菌を使えば正月〜春にかけて採取出来るという嬉しい品種もあるので考慮

したいものである。画像の様に関東では雪の中でも発生が確認出来た。

冬場のキノコ入手は嬉しいものである。

因みに、関東中央〜南部では栽培が難しい部分もあるから注意が必要。

 

 

 

 

次にシイタケ

 

これは、暮れ〜正月に接種する。

必ず木口にも接種する。そして冬の間、多少の防寒対策をして仮伏せを地上で

行う。あまり大事にし過ぎると青カビの被害を受ける。

シイタケは仮伏せ〜本伏せ直後に木口からの害菌侵入被害が多いので春先には

木口を菌糸で覆うくらいの気持ちでいた方が良い。

シイタケは発生温度によって品種が多々あるので、このような事も考慮して接種

時期を考えた方が得策である。

尚、直径30cmを超えるような太い原木に接種する場合は、きのこ堂日記的に対

があるが、これは後日図解で公表したいと思っている。

 

 

エノキ原木を使うと、勝手にエノキタケが自生してくる場合がある。

 

ヒラタケ

 

菌糸自体が強いので乾燥期間に多少のズレがあっても成功率は高い。

多種の雑木が利用出来るがコナラでの栽培は不可に近いので、避けた方が得策。

ヤナギを使う場合はかなり乾燥させないと本伏せ中にヤナギ原木が萌芽してし

まい、気づかずにいると樹皮から発根してしまい、接種した種菌と労力が無駄

になってしまう。

ヤナギ原木は自然の中では最高な原木だが、栽培に使うとなると生の強さが

読めないので使用は避けるべきだ。

やはり推奨出来る原木はエノキかシデだ。

接種時期は原木の乾燥具合によって2月くらいまでの接種で十分。

 

 

 

 

 

エノキタケ

 

菌糸の成長する勢いは原木栽培出来るキノコの中では最高である。

この日記の中で何度も書いているが、わし的には「原木暴食キノコ」である。

接種から発生の早さが驚く程早い。エノキタケという名前は自然の中にあるエノ

キを伐採した跡に発生するということから名付けられた名前である。

もちろん、エノキ以外からも発生をする。

ケヤキ、カキといった、そこら辺に自生している樹木からも発生する。

このエノキタケ、発生が早いからと言って栽培してみようという気持ちなら止め

た方が良い。

なぜなら、苦労して入手した原木が1シーズンで廃ホダになってしまうからだ。

秋〜春に大量発生すると翌秋には発生しなくなる程、原木内の養分を早々に分解

してしまうからだ。残された廃ホダははっきり言って「粗大ゴミ」。

リサイクルなんて価値が全く無い。

 

自然の中では多種多様の菌類と競合しているので、1カ所シロを見付ければ、

何シーズンかはダラダラと収獲出来るが、人間が栽培するとエノキタケを優先に

培養するわけだから、敵がいない住処を思い切り浸食しすぎてしまう事から養分

が早々になくなってしまうと言うことだ。

 

瓶栽培で高サイクルで出荷出来るには、こういった理由があるわけである。

はっきり言って、圧力鍋で殺菌した培地に接種して半日向で栽培している方が

マシなキノコだ。

 

 

 

 

 

クリタケ

 

普通原木栽培が出来るキノコの中では一番菌糸の成長が遅いキノコだ。

しかし、力強い。原木の中にある菌糸が分解出来ない「芯材」という部位がある。

クリタケはこの「芯材」を分解出来る力がある。

と言うことは太い原木を使う事が出来ると長年毎年秋には発生が楽しめるという

優秀なキノコである。

接種までには、原木を過乾燥気味にする事が必要である。

接種後、直ぐに埋め込む必要があるからで、埋め込む事によって必然的に水分が

吸収されて行くからだ。

 

希な話だが、ホダ木が限界に近くなってくると埋め込んだ位置から離れたところ

でキノコを発生させるという力強いキノコである。土中で菌糸を伸ばして更に

何処かで子孫を残そうという事だろう。

 

最大のメリットとしては、真っ直ぐな原木を他のキノコ栽培に使って、残った

枝分かれの部位や、端材でも使えるというのが最大の強み。

原木に無駄が出ないといった事が出来るからだ。

短い端材利用は菌糸の成長が遅い事が心配ならではの栽培法である。

 

今回は「普通原木栽培」を基準にいくつかの例を簡単に記してみたが、詳しくは

この日記の右上にある「カテゴリー」の中に「原木キノコ栽培・原木」があるの

で、そちらをクリックして参照して頂けると幸いです。

今日までに、23記事に分けた原木栽培メソッドがあります。

 

 

 

わしの近況と言えば、原発事故以来キノコ栽培は諦めている。

しかし、たまに伐採の業務が入るとやはりまた原木栽培をやってみるかな?

と思ったりしちゃう。

 

現在栽培したいのが、シイタケ、クリタケ、ムキタケかな?

原点に返って栽培してみたいのだ。

 

先日はカキとサクラ、その他を数本伐採した。

何れもキノコ栽培に適した樹木だ……かなり欲しい……

 

いやいや、ちと待て。

 

原発事故由来のセシウムがまだ残っているはずだ。

カキの根は浅いところを這っている……

 

あれからそろそろ6年経つ。セシウム137は半減期が約30年、更に30年経って

も居残っているわけだ。

しかも、キノコの濃縮率は強烈だ……と我に返るとやっぱ、やめておこう。

となってしまう。

 

伐採したカキ原木を割いてみたら、芯材に菌類が侵入して墨流しとなったモノが

あった。

木工界で使う材木としては「黒柿」と言って「貴重」扱いされてる。

これを一応持ち帰って来たが、何かの細工に使えれば良いかな?と乾燥

保管することにした……

 

 

 

 

自然科学 - 科学ブログ村 

  ↑↑ 今回の記事が役にたてたら、ポチしてね♡

 

 

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

amazon

Twitter

Twitter

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM