ブナシメジ……産直売り場のオヤジとの攻防観戦記(笑)

  • 2016.10.28 Friday
  • 21:05

 

 

     まいどぉ〜 (゚∀゚)ノ

 

はっきり言って、わしはブナシメジに関しては、自然モノの採取の

経験は無い。

もちろん、栽培したことも無い。

 

平成の初期に、今までの「シメジ=ヒラタケの幼菌」に代わって

彗星の如く現れたのがブナシメジの菌床モノだ。

初めてスーパーで見たとき「なんぢゃ、こりゃ?」ってのが第一

印象だったことを覚えている。しかも茨城の取手のスーパーだっ

た(笑)

 

で、当時、こんなに急に出回り始めたのは何故か?と、ちょっと

調べると、長野県と国の仕業だった。

まあ、細かい事は、わしのblog的には不向きなので割愛するけど

ね。

 

で、当時とりあえず、興味がてらに1パック買って喰ってみた。

はっきり言って不味いキノコだった。

それ以来、しばらく口に入れる事はなかったが、菌床ブナシメジ

の勢いは、それから数年であっという間に今までの「シメジ=

ヒラタケの幼菌」に取って代わって「シメジ」の代表へとすり替

わって行った。

 

企業努力というのは、一般常識を変えてしまう効果が凄いと思う。

はっきり言って、今でも同じ菌床栽培だったらヒラタケの幼菌の

方がわしにとってはマシだ。

 

最近、天然ヒラタケの収穫も原発事故以来行っていない。自然モノ

に関しては数年前、安曇野に釣りに行ったときに大きな株を収獲し

たのが最後ある。

 

因みに、現在の栽培技術においてブナシメジの原木栽培というの

は見た事も聞いた事も無い。

まあ、殺菌原木方法になった場合、かなり効率が悪いから、わざわ

ざ原木栽培はしないのだろう。

 

で、ここでだ。

また、ちょっと前の日記みたいに前置きが長くなったけど、結局は

つまらない話なんだけどね。

 

先日、信州キノコ狩りの最終徘徊から帰宅する際に、ちょっとひなびた

産直店を見付けたので、わざわざUターンして、その店に寄ってみた。

 

すると、道の駅とか、●○農園(地場有名チェーン店)とかと、比較

して置いてあるキノコの種類が多いんだよ。

まあ、八百屋と言った方が近いかな?

 

まあ、殆どが今シーズン収獲したキノコなので購入する意欲は湧かな

いんだけど、そういう店だから、やはり面白い商品があるんだよな(笑)

 

 

 

 

 

いや、画像の商品。

名前が昔のままの「原木しめじ」だよ。

品物は、わしが、どう見たって菌床モノだ(笑)

 

そこに、カミサンが手に取って突っ込みを入れ始めた。

 

カミサン「へぇ〜これってブナシメジですよねぇ〜?」

 

店主  「はい、そうですよ」

 

カミサン「ブナシメジって原木で栽培出来るんですか?」

 

もう、ここら辺からカミサンの白々しい質問が横で見ている

わしにとってはもう、腹の中が捩れるくらい可笑しい(笑)

 

カミサン「菌床栽培品みたいに見えるけど原木なんだぁ〜?」

 

店主  「はい。」

 

いやいや、どこまで本当のこと知っているんだか、知らねーのか嘘を

吐くのか不明になって来た。

カミサンの突っ込みに店主も少々戸惑い気味だ(笑)

 

カミサン「どういう所で、なんの原木で栽培出来るんですかね?」

 

もう、ここまで来ると「いじめ?」とまでカミサンを疑ってしまう(笑)

 

すると……

 

店主  「山の中で栽培しているんですよ♪」

 

カミサン「そうぉ〜ですかぁ〜菌床モノにしちゃ大きいから貰って行くわ

     原木モノですものねぇ♪」

 

って、やってたわ(笑)

結局、面白半分で買って来たんだけどね。

そこで、わしが突っ込むと雰囲気が悪くなるだろうなぁ〜って黙ってやり

とりを見ていたんだけど、その後、マシンに乗り込んでから、「をい?

あれ、菌床モノで規格外の処分品だぞ?」って言うと、「やっぱりぃ?

わかってたけど、買う物なかったぢゃん」

だって……

 

ツワモノかもな……ってより数百円だし(笑)

 

わし 「をい?さっきの会話って店主のオヤジを弄っていたのかよ?」

 

カミサン 「うん、面白かった」

 

だとよー

 

って、どっちもどっちだよな……

 

まあ、あーいった個人経営っぽい産直店って、入ってしまうと何も買わない

で帰るってのは、なんとなく気まずいってのはあるよね。

 

他車が2台止まっていたから、安心して店に入ったら、わし等しかいねーん

だよ。結局、オヤジ(店主)のマシンだったのかよ……

 

で、散々、他の産直店にはないキノコを物色しちゃったからね……

あーでもねーこーでもねーって(笑)

 

ま、参考に何が売っていたか書いて置くとね、

季節的に代表的な自然キノコから書いて行くと……

 

クリタケ、チャナメツムタケ、ハタケシメジ、ジコボウ(イグチ)、

マツタケ、クリフウセンタケ、クロカワ、シモフリシメジが売られていた。

 

ここで強いて突っ込みを入れると「ジコボウ(イグチ)」って商品。

はっきり言って何のイグチが混じっているか不明。

兎に角、みんなデカイ(笑)

ラップでトレイにギュウギュウに大量に入っていて下から傘裏が確認

出来ねーんだよ。

 

クロカワが「ウシカワ」

 

まあ、地方名もあるからここら辺は仕方がないか……

 

全種、結構良い値が付いていたわ。

 

あ、ここで思い出した!!

クリフウセンタケってのが、今後のblogネタにあったわ……

そのうち書くわ(笑)

 

で、話は戻って……

 

帰宅後、購入した「原木シメジ」の袋を空けて、シンナー遊びの

如く匂いを嗅ぐカミサン……

 

キンドコ(菌床)くせぇーーーーーー╬╬╬╬╬

 

だって(笑)

 

 

 

 

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コメント
以前、長野に仕事で行った際に道の駅に寄ったら
そう言うブナシメジの袋詰めをした後に菌床に残った
楊枝みたいな太さの子実体だけを集めて一袋いくらで売ってるのを見て
エコ+商魂の逞しさに感心してしまったなぁ・・・・・・

卵焼きに混ぜてどうぞ、とあったけど買う気にはなれなかった(^ω^;)
  • まねき屋
  • 2016/10/28 10:29 PM
いやいや、キノコの石突きに残った菌床カスを入手して
から拡大培養して栽培していれば今頃億万懲者だったかも……

種苗法違反でw
  • きのこ堂  ちば!
  • 2016/10/29 7:25 AM
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