普通原木栽培 シイタケ接種原木のホダ起こしについて

  • 2013.01.02 Wednesday
  • 10:50
 
           こんにちは。


                        <( _ _ )>

今回は、馴染みが深いシイタケの経験談を。

現在、放射能汚染されたホダ木から、ガッツリと見事なシイタケ
が多数、発生しておりますが、とても食べる気がしません……

残念なことです。

さて、わしの近況などは、どうでも良いので、今回は、原発事故
前に栽培していた経験談を。

しばらく、シイタケ栽培に関して書く事がなかったので、ここら
で、接種した原木の管理について、書いてみます。

シイタケ栽培に関しては、行った方、今、行っている方、これを
生業にしているプロの方と、多数の方がいらっしゃると思います


わしの場合、接種した後、雨があたるところに12cm角の針葉樹角
材を2本地面に敷いて、それをまたぐように敷きならべたり、ウ
レタンシートで周囲を巻き付け、雨天時に上部を開放するという
やり方で、原木内への早期菌糸蔓延を願って管理していました。

そして、気温が15℃を過ぎるあたりから、ウレタンシートなどは
取り払い、原木を定期的に回転させる作業も行う事も大事でし
た。

ホダ回しとでも言うんでしょうか?

菌糸が原木内に均一に蔓延させるための作業の一環なのですが、
その後の管理でも行います。


ここまでの作業を「仮伏せ」と言います。
接種後、放置しておけば、時期が来ると勝手にニョキニョキと、
キノコが出て来るわけでもないんですわ……

さて、梅雨時期が過ぎて、木口や、接種した種コマ付近から、白
い菌糸が飛び出してきたら、ホダ起こしのサインです。

普通原木栽培の場合、シイタケは当年発生をしないのが普通なの
で、低めの起こし方をします。

下画像は茨城県の林業センターのモデルですが、このくらい低い
角度で起こしておくか、もう少し低くても良いと思います。


手前の寝かせてある原木はシイタケ原木ではないと思います


原木をどこに置くかでも、角度は変える必要があります。

判断基準としては、乾燥具合によります。
乾燥し易いと思われる所で管理をする場合は、低めに組みます。
逆に、湿度が高いと思われるところは、高めに組みます。

その他、風通しも考慮します。
風通しが良いところは低め、悪い所は高めとか。

わしの場合、少量ずつ組んで行くのですが、一気に大量に組んで
しまうと、ホダ返しや、ホダ回しの作業の際に一気に崩したり、
思わず、足に落としたりする事故になる可能性があるので、注意
が必要です。

原木の太さが全て、均一なら良いのですが、購入原木でもないか
ぎり、なかなかそうもいきません。

とりあえず、わしが過去に行ったホダ起こしした際の組み方を画
像にて記述して行こうかと思います。

まずは、鳥居組みから。



原木の重なり部分が少ないだけに、通風は良い。

ホダ返しや、ホダ回しの際、傾斜している反対側に順次、組み
替えして行くと、ホダ回しがし易い。
これを1m3〜1.5m3くらいに分けて組んで置くと、作業や、管
理が楽です。

次に、保管場所に限りがある割には、接種原木が多くなってし
まった場合。




よろい伏せという方法。
鳥居伏せににていますが、両サイドに太い原木を立て、その間に
細めの原木を立てて行く方法。

これも、省スペース化出来る方法で、ホダ回しの際は、鳥居組み
と、同じように、反対側へ、組み直し易いという利点があります
が、列を組む際、立ててあるホダ木は、前後重ならない様に注意
しながら組んで行きます。

しかし、デメリットとしては、このままで発生時期を迎えた際、
収穫がしづらい、発生したキノコを見落としやすいといった事
があります。

ここで、発生の見込みが出来たところで、今度は、合掌組に変更
します。





合掌組は場所をとるので、その場の環境によって、組む角度を考
慮しなくてはなりません。

秋の高温多湿の時期の発生なら、角度を急勾配気味、晩秋〜早春
の発生の品種なら、勾配を緩めにといった感じです。

因みに、日光は、晩秋の日射しですから多少、当ててあげた方が
キノコの成長は良いです。

千葉県では12月頃まで紅葉が楽しめますから、こんな感じになり
ます。



まあ、シイタケに関しては、栽培している方が多いので、賛否
両論がありますので、ここら辺は、栽培地に合わせて、臨機応変
に対応すれば良いかと思います。

高温菌を接種した場合は、中古の浴槽を用意しておくと、欲しい
時にキノコが得られます。
浸水発生をかけるってやつですね。
TVでは、当たり前な栽培法みたいに紹介しているのを、何度か
見た記憶があります。

個人的にこの作業は「金」にするため、商売の宣伝にしか見えな
かったので、あまり興味は感じませんでした……なまじ知ってい
るとねぇ……

こういった事から商売をしている方は回収率と、回転を速めるた
めに、高温菌を利用すると思いますが、ホダ木の寿命は短くなる
と思います。


原木が安定入手出来る場合は、高温菌の利用も良いと思います
が、我々素人が趣味で栽培し、長年、旬のシイタケを欲する場合
は、中〜低温菌のシイタケが自然任せ、季節任せの栽培に適して
いると、個人的には思います。

自然任せで、旬の味を楽しみにするという、ささやかな気持ち
で栽培するなら、ホダ木は5年も使えます。
しかも、食べきれないほど収穫出来ます。
食べきれなければ、低温菌シイタケは乾燥保存も出来ます。

こういった事から、わしは、低温菌シイタケの栽培に行きつき
ました。

次に、シイタケについて書く時は発生時の事になるかと思いま
す。

画像たっぷりで、書きたいと思います。



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