シイタケ栽培で……その1

  • 2007.01.27 Saturday
  • 06:18
シイタケ栽培を始めてみて、ここまで通していろいろな経験をしてきました。
当サイトの自己紹介や、シイタケのページにも書きましたが、植菌すれば良いという物でもなく、結構細かい管理が必要でもあります。

今回はあまり良い話ではないかもしれませんが、シイタケ栽培についての自分なりに経験した過去の被害状況について書いて見ます。

シイタケ栽培を仕事としている栽培家の方の管理状況は詳しくは分かりませんが、わしの近所にも今時期になると敷地に置ききれないほど原木を購入して積み上げている所がありますが、そこで植菌はして、栽培は敷地的にそこで行っている様には見えないので、どこか他に運んで栽培しているのかもしれません。

理想としては接種場所、仮伏せ場所、本伏せ場所と伏せ場が違うのが良いのですが、我々には敷地的にそうも行きません。

そしてわしの栽培は猫の額ほどの雑木林を利用した露地栽培であります。
いろいろと弊害があります。
近年周辺の雑木林は区画整理等のため伐採され続け、沢山いた野鳥も来なくなり、たった数メートル角残された林の中にあるホダ場に来るのは野良猫、カラスといった迷惑な動物ばかりになってしまいました。

しかも、昆虫まで集中します……


      カミキリ虫の幼虫

シイタケのページの末尾に書いたカミキリ虫の幼虫が上画像のコレです╬
とにかく、原木に侵入されるとムカツキます……
樹皮と木質部の境目を喰いながら原木内を侵入して行くので樹皮と木質部が剥がされ乾燥し易くなり、折角活着を開始したシイタケ菌が死滅する恐れがあります。
シイタケは木口からの発生が少なく、樹皮が無いと発生し難いという特徴があるので死活問題になります。

コイツに侵入されると「カツカツカツ……」と独特は音が聞こえて来ます。
樹皮の中にいるということであまり警戒心がないせいか原木に耳を当てたり、持ち上げたりしても「カツカツ…」と蝕み続けています……( ̄皿 ̄╬) フテーヤローだ!

で、音が出ている樹皮を上から押して行き……
フニャフニャしているトコを押してサウンドが止まったら……
そこをカッターで抉って見つけて捕殺します。

よく水に浸けてしまえば良いという家庭栽培している方が仰りますが、水に浸ける事によって起こる弊害が怖いからわしはやりません。
時期によっては他の菌類を呼ぶ可能性もありますし、原木の寿命を縮める恐れがあるからです。

木口に近い部分での音発生だったら針金で射すか、上記の様に思い切って樹皮をその部分だけ捲って取り出すかという方法をとった方が良いと思っています。

植菌後の仮伏せはなるべく地面には着け無いようにし、春先暖かくなってきて昆虫達の活動が活発になって来たら警戒を更に強めます。

夏場の管理も大事で、蚊に悩まされるのですが、んな事言って居ると新ホダが被害を受けるのでホダ場をなるべく毎日チェックし、成虫を発見しては捕殺します。

成虫はゴマダラカミキリの様な緩慢で大きくて目立つわけではなく、茶色で保護色、小さい、カミキリのクセに動きが早い……駆除においても全て手作業なのでムキになって追跡してしまいます……

露地栽培においてこういった経験もあり、ここ数年間被害を受けなくなりましたが、二度と同じ経験をしたくないので、栽培環境を考え、接種の段階からいろいろと対策が必要になってくるわけです……

対策としては、薬品や殺虫剤、栄養剤等といった物は一切使用しないので、菌糸の伸長力に期待しての早期蔓延を目標として努力するという事が一番なのです。

実際に昭和中期に静岡のあるホダ場をカミキリ類によって全滅にさせられてしまったという被害もあったそうです。その時のサウンドと言ったらものすごい音だったらしいです…………(∩;゚皿゚)ヒイィィィッッッ! 

町場での栽培や家庭の庭先で栽培の方は被害が少ないでしょうけど……

次回はクロコブタケについて書こうかと思います。
 
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