接種と種類……

  • 2007.01.24 Wednesday
  • 06:06
栽培しようとするキノコによっていろんな接種方法があります。

種駒を使った接種方法、大鋸屑菌を使った接種方法……
大体が上記2通りの種菌を購入して原木に接種するのですが、ここでまた原木に接種する方法がいろいろあって、栽培者の都合や、栽培しようとするキノコの特性によっていろんな方法が編み出されて来ました。

シイタケは特に多種多様な接種方法もあり、プロの栽培家は機械を使って接種しています。
始めてその機械の画像を見た時は驚きました。

わしは全てアナログな手作業なので、いろいろと苦労はありますが、なるべく早期蔓延、早期発生を心がけて接種しています。

まあ、そんなに巧くはいかないのですけどね(笑)
採算性をあまり意識しないので、いろんな方法を試して来て、いろいろ皮肉な事にも気付いたりして……

マイタケやヤマブシタケと言った接種前に原木の殺菌が必要なキノコは発生までの作業に原木入手から管理等にかなり神経を使う必要がありますが、完熟ホダ木にしてしまえば、素晴らしい深山キノコを当年発生させてくれる可能性が高まります。

           マイタケの接種状況


ところが、シイタケやヒラタケ、ナメコといった原木の殺菌が必要ない栽培品種を種駒を利用して接種・植菌しますと、完熟ホダ木になり、発生に至るまでの管理が1〜2年間必要とされます。
これはまたこれで大変な事だと思っています。
その点短木断面接種栽培ですと、少々きつい労働が必要とされますが、接種当年に発生を楽しめる可能性が多くあります。

一昨日朝、マイタケを例年の如く接種しましたが、以下の様な事を皮肉にも感じました。

やはり苦労が多い栽培品種の方が発生の喜びを早く感じられるのだなと。
(培養は環境や栽培者によっては、もっと時間をかける場合もあります)
しかし、苦労が多い割りにはコンタミネーションの恐怖等が付きまとうのも殺菌原木栽培の最大のデメリットでもあります。


     シイタケの発生

いずれにしても、苦労して管理をした結果として発生した時は嬉しいものですね。
コメント
どもですw
初歩的な質問なのですが……

>シイタケやヒラタケ、ナメコといった
>原木の殺菌が必要ない栽培品種
とありますが、伐採時期や伐採後の管理が
不確かな原木を使用する際、
つまり雑菌の感染が予想される原木を使う場合は
殺菌してから使用する事は無いのでしょうか。

そもそもそんな原木は絶対使わない!
シイタケやヒラタケは、原木殺菌と言う
恐ろしい手間を掛けてまで栽培する物では無い、と
言う事なのでしょうか。

ご教示頂けます様、お願い致します。
  • まねき屋
  • 2007/01/25 10:27 AM
まねき屋さん、どもです!

わしの場合は、何時切ったのか不明な原木はなるべく使用は避けていますが、路傍に切り捨てられていて、キノコ栽培に魅力的な原木を見つけた際、切断面の乾き具合、樹皮を一皮捲って確認したりします。

その他、小枝や葉が付いていたりしても判断の目安になったりします。

一応、多少遠くからでも樹皮によって樹種が分かりますので、今時期「お!?」と見つけた時は確認しに行ってしまいます(笑)

シイタケ、ヒラタケ等は菌床栽培でもしないかぎり殺菌してまでは使用しませんです。
あくまでも殺菌をしないと言った方向で原木を選定しています。
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