桐の生命力……嫁入り道具にはムリ!

  • 2007.05.17 Thursday
  • 07:45
  少し逆光で見づらいが、 「桐」の木であります。

この桐の木、太さが40cm以上あると思われますが、中の木質部は既に空洞なのです。

根元から、全く空洞でそのほとんどが樹皮の堅さで立って居る状態です。


樹皮の途中も穴が何カ所もあって向こうが見えます


桐は生きている状態でも結構昆虫に穿孔されていたりするので、仕方ない状況なのかもしれません。

台風にも何度も遭ったとも思いますがこの姿になっても尚、生きようという生命力には驚かされます。


中から上を撮影しました……上空が見えます。

まあ、こうなってしまうと……

嫁入り道具の桐の箪笥は作ってあげられませんけどね……(苦笑)

以前はもっと高く伸長して四方八方に枝を張り巡らせ大きな葉で日陰を作り出していたことだと予想します。

この状態から、樹皮が樹木の生命を支えているのが良く理解できます。
この樹皮の特性を操作することによって実生からの繁殖が困難な樹木や、実生からでは時間が掛かってしまい、完成が遅すぎる盆栽を仕立てる時の種木を作ったりします。

詳しいことは割愛させてもらいますが……

しかし人間はいろいろ考えるものですね……

樹木は枯れて、いろんな用途に応じて製材され、上手に使用しても良い心地な物も多いですからね。

ま、それを生かせるという事は、自然(樹木)の力がそれだけすごいという事になるわけですね。


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