小さくて地味な花〜サンショ・クワ

  • 2007.04.19 Thursday
  • 06:22
毎日よく雨が降り続けているものです。
さすがに閉口しています。

おまけに吐く息が白くなるほどの寒さでもあります。
今朝も冷え込みが酷く、その寒さで目を覚ますといった感じでした。
また今日もあまり天気は良くはない様です。


しかし、季節は移っているもので、ホダ場では木々の花がひそっりと咲いて来ています。

樹木の花というのは、ガーデニングでチヤホヤされる人間が作り上げた改良品種のド派手な花とは違って、その存在を気付かれる事なく今後の結実を目的にひっそりと咲いていたりするものが多かったりします。
先日のモミジの花もそのひとつで、桜の開花の時期に一致し、あまり人間には気付かれなかったりします。



先日から蕾が多数付いているのに気付いていたのですが、いよいよ昨日あたりからサンショの花が開花し始めました。
黄色く小さな花でして、自然界の中には案外と多い色彩です。



このサンショはここに自生し始めてから3年くらいで花を付け、その成長の良さに驚いています。
昨日貼り付けた画像のコナラの下に自生しているのですが、日陰でも良く育つ様です。
既にわしの背丈より大きくなっています。

このサンショですが、何が気に入らないのか、樹芯や枝といった「木質部」には鋭い刺があってあまり触りたくはありません。
しかも、傍を通っただけでも独特な匂いを放ちます。
近づくものを追い払うかの様に感じる時さえあります。

大人の方だったら、その独特は芳香を嗅いだ事がある方は多いと思います。
「山椒の実」は鰻の蒲焼とか七味唐辛子に使われたりしますし……
葉を少し刻んで旬の料理に少しふっても香りを楽しむ事が出来ますね。
まあ、独特な香りなので人によっては好き嫌いがあるでしょうけど。

そして、もう半月もしますとアゲハ蝶がサンショの周辺に飛来する姿が見られる様になります。
産卵を目的に飛来するのです。
そして孵化した幼虫はこのサンショの葉をモリモリ蝕んで一枝の葉をものすごい勢いで食べ尽くします。
そんな様子も今後あればまた、ここに書いて見たいと思っています。


サンショの他にもホダ場で咲いている地味な花があります
「桑(クワ)」なのですが、こちらも地味ですね……



クワは当社の倉庫がここへ引っ越して来てからも毎年その苗がどこかしらに生えて来ては雑草同様にむしり取っていたのですが、ここ数年放っておいたものに昨年から結実する様になって来ましたので、今年は意識して観察を続けていました。

野鳥がどこかしらでクワの甘い実を食べては、ここへ飛来し糞とともに種子を落として行くのかもしれません。
とにかく毎年どこからかは必ずクワの実生苗が芽を出しているので、野鳥の仕業と思っています。

このクワは作業上、特に問題がないところに自生し始めたのでしばらく放っておいたのです。
しかし昨年から結実する様になったので、今まで鬱陶しい樹木のひとつでしたが、結実するという事で可愛くなってしまいまして……( ̄∀ ̄)

人間ってやはり勝手だなぁ……しかも、ゲンキン(苦笑)

まあ、花や結実の時期だけ面倒を見るというわけではないのですが、少しの手入れで毎年楽しませてくれるのだから、一般のガーデニングに利用される園芸品種の一年草を毎年購入しては大変な作業をするよりは良いかな?と思って可愛がっています。
それ以外の理由として、もともとあの作られた様な派手な色彩は苦手なもので……
やはり、昔から日本の自然界にあるもの方が好きです。


季節の楽しみはいろいろです。



本編もご覧下さい♪キノコ栽培記・きのこ堂本舗





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