殺菌原木栽培 自然界では貴重と言われるマイタケ等を自ら栽培するための要注意点

  • 2012.04.21 Saturday
  • 06:06


 

          こんにちは。
     
       <( _ _ )>




発生したマイタケ



殺菌原木栽培ヤマブシタケ

いよいよ「マイタケ」や「ヤマブシタケ」を栽培するための
「殺菌原木栽培」の項目に入って行きます。



マイタケや、ヤマブシタケは自然界の中でも菌自体の力が弱く
他の腐朽菌との生存競争になかなか勝てないのです。

そこで、栽培するにあたって、接種する原木及び、培地を高熱
殺菌してやる必要があるのです。

接種する原木や培地に他の菌類が既に侵入していては、マイタ
ケ菌を接種しても一切成長することが出来ないからです。


そこで、わしが経験上覚えた事なのですが、以下の注意書きを
十分に、ご理解の上読んで頂ければ嬉しいです。

まず、はじめに。

殺菌原木栽培にあたっての要注意点の第一歩


時間をかけて計画をしっかり組みあげる

ことが大事です。


1 安全で十分な広さを確保出来る作業場所を決める

2 火力を使用するので、火災にならないよう十分な対策を
  行います。

3 火力による、周囲への配慮をします。
  
・なるべく煙りを出さない
・なるべく臭いを出さない
・周囲で洗濯ものを干している際は行わない
・火力を得るための使用燃料を十分に考慮する
・周囲に燃えやすいモノがあれば、必ず安全な所へ移動する
・強風の日には行わない

4 使用火力によるが、法的に違法行為になる場合があるの
  で、しっかり、考慮してから行う。
  尚、各都道府県条例もありますので、要注意です。

  周辺住民から苦情が通報されると警察、または、消防署
  から署員が、もれなく登場します。

  態度によっては検察送りになる可能性もあります。
  
  後日、詳細を書きたいと思います。


5 中途で止めるようなら、絶対に行わない。

6 少しでも「億劫」と思う場合は絶対に行わない。

7 2〜3人で行う(わしの場合、全て1人作業でしたが、
  「誰かいる」といないで効率の差を身をもって感じま
  した)

8 複数人で行う場合、あまり大騒ぎしない。
  各作業を行う際、必ず声を掛け合って注意喚起し合う。


このように、簡単に書き上げてみたが、万が一、事故や火災が起
きてしまったり、通報されて中断せざるを得なくなったり、最悪
な場合検察送りになってしまったとしても

当ブログでは一切責任は持てませ

ので、自己責任において、しっかり安全計画や、施行計画を
立ててから行って下さい。

さて、次は計画を立てて行くわけですが、
まず、殺菌をするにあたって、火力燃料を何にするかを考え
ます。

1.薪

多種ある栽培書や、農林特産振興会等のサイトでは、殆どが
「薪」です。

薪は伐採した原木を割ったり、切ったりしたモノが多く使用
されます。

しかし、近年、伐採場所によっては薪に放射性物質が含まれて
いる可能性が高いので厳選する必要がありそうです。

薪で火力を得ようとしますと「裸火」「野焼き」となる場合
が多いので消防法や条例で違法扱いされ、厳重注意を受ける
場合があります。

2.プロパンガス

業務用の大きなガスコンロを用意し、ガスを燃料に殺菌を行う

この場合、プロパンガス会社との契約が必要となりますので
「料金」が発生します。

しかし、ガス会社は、法規制を知っていますので、それなりの
指導をしてくれると思います。

例えば、ボンベ小屋を作るとか、コンロの安全な使用方法等。

ガスの場合メリットは殺菌中に大地震が来ても、振動でガスメ
ーターがシャットダウンし、送ガスを止めてくれます。

なによりも煙、臭いが出ないのがメリットですが、殺菌
に長時間掛かるので、料金が莫大になる可能性があります。



近年、原発事故のおかげでプロパンガスの料金が急激に値上が
っています。
こんな所にも、悪影響が出ているわけですね。

とりあえず、今回はこんなところまで書きましたが、とにかく
殺菌作業を行う前に十分な準備が欠かせません。

周辺住民には「クレーマー」と言われる方もいると思います。


火力もそうですが、その他の仕度が今後多々あります。

殺菌窯を持てるなら、こんなに考えませんけど、趣味の殺菌
原木栽培のために大きな殺菌窯を購入する余裕なんかありません
からねぇ……

今日、明日は多忙のため、次の書き込みまで間が開きそうです。

今後、経験談の中に「きのこ堂的秘策」を交えて詳細を書いて
行きたいと思います。






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殺菌原木栽培 殺菌前に使用する必要な部材は全て揃えておく

  • 2012.04.23 Monday
  • 07:26
           

          こんにちは。

     
       <( _ _ )>

先日、原木を殺菌するために、火力を必要とする内容に
ついて、注意すべき事項を書きました。

実際に殺菌作業に入る前には、殺菌前から、その技術を
多数の経験者の記事や栽培書を読んだり、必要な部材、
道具等も揃えて置かなくてはなりません。

キノコを栽培するだけなのに大袈裟な……と思われるで
しょうが、決して大袈裟な事を書いているのではなく、
もし培養に失敗した時の「しっぺ返し」が大きいからで
す。

原木も無駄になる可能性もありますが、人間の労力が無
駄になったとしたら、やるせない気持ちになってしまい
ます。

その危険を少しでも減らす事も大事だからです。


普通原木栽培だって、接種前に原木、種駒、ドリル、金
槌・小槌等を作業前に用意します。
それと同じ事なのです。

ただ、殺菌原木が必要な栽培種というのは、それなりに
大掛かりということです。

とりあえず、これから数回に分けて、「きのこ堂的」に
過去に経験した準備計画と揃えた部材を列挙してみたい
と思います。


今回は「薪」についてです。


まず、火力としては正直なところ「薪」を利用しました。
以前は首都圏内とは言え、結構田舎っぽいところがホダ場
でしたので、それなりに使えたのです。

周辺住民の理解もあったしね……
毎回、近所の誰かが、殺菌中に遊びに来ていたしね……
わざわざ、焼き芋していく人もいた……
作業は手伝ってはくれなかったけど(笑)

しかし、薪と言っても、原木ではありません。
原木は乾燥しきっていない場合が多く、煙を発生させる
原因になるからです。

薪用割材も野晒しにしていたものは、数年たっても降雨
等で水分が含んでしまっていては、蒸発し切るまで、煙
を多く発生しますし、同時に臭気も発生させます。

現在では、場所によっては放射性物質も含まれている薪
もあるでしょうから、震災〜今年までの世間の反応を見
ていれば、非難を受ける可能性があるので、お勧めしま
せん。

では、どんな薪が良いかと。

わしの場合、原木は焼却する様な無駄を出さなかったの
で、木造住宅の新築をやっている大工さんに柱材や土台
材の端材を貰っておきました。




一人の大工さんだけに頼んでおいても数が集まらないので
複数の大工さんにマルチ商法ではないけれど、声をかけて
捨てない様に取り置きしてもらっていました。

回収するときはもう、産廃業者になった気分ですわ(笑)
でもね、缶コーヒーや、お茶等を持参して行きます。

こっちは、貰えて嬉しい、大工さんは邪魔な材が処分出来
て嬉しいで、利害関係が合致します。

建築木材は集成材や新建材というモノを燃やしてはダメ
して、集めて来る角材はすべて外国産の針葉樹の無消毒材
を用意します。(わがままな産廃屋ですな……(笑))


集成材や新建材は接着剤を使用しているので、焼却すると
環境に悪いと思われるからです。
いくら近年「低ホル F☆☆☆☆」と表記されていても「
未使用」ではないということですから、焼却すれば環境に
放出されます。

というより「シックハウス」の問題か……?


国産材の端材は、使用を避けるべきです。
放射性物質を含んだ砂利で建設しちゃった事件もあった
ですから、きっと材木だって、出荷していると思うからで
す。

今となっては、安い外国産材が安心だなんて皮肉な話しで
すわ……

これを、殺菌予定する時期から逆算し、数ヶ月前から収集
を開始し、集めた角材は濡らさないように積み上げて保管
しておきます。

収集する量としても、はっきり言って不明です。

地方によっては殺菌時間に差が生じると思うので、ここで
は 何Kg 何m3 の材木が薪として必要かとは言えない
からです。

多めに用意しておいた方が無難としか言えません。


あー昔はよかった……(-ω-;)


次回は即席殺菌釜の用意の話しでも書いてみようかと思い
ます。



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殺菌原木栽培 安全な薪を揃えている期間中にドラム缶を入手しておく

  • 2012.04.24 Tuesday
  • 12:10
            
          こんにちは。

     
       <( _ _ )>

前回は、殺菌を行う前に使用部材を揃えておくといった
内容で始まりました。

早めに安全な薪を調達しておくという話でしたが、そ
れと平行してドラム缶も用意しておく必要があります。


わしの場合は自動車整備工場の経営者から調達しました。

入手先の充てがあるならば、慌てる必要もないのですが、
入手先によっては、ドラム缶を加工、内部の洗浄等が必
要になりますので、こちらもなるべく早く揃えておくべ
きアイテムでもあります。

さて、ドラム缶の内部の問題ですが、自動車整備関係の
施設から譲ってもらうとなりますと大抵はオイル缶が多
いと思います。

工業系施設からの入手ですと、危険な化学薬品等が入っ
ていたかもしれないので、もともとは何が入っていたの
かを知っておかないと、危険な成分を吸引してしまうか
もしれませんので、ここら辺は自己責任で入手して下さ
い。

何れにしても、入手したら、上部を開口して内部を洗
浄する必要があります。

ただし、揮発性が高い液体が入っていたドラム缶を開口
する際、火力を使った切断は、暴発する可能性があるの
で絶対に火花すら出ない切断方法で開口して下さい。


わしの場合はセイバーソー(マキタ名は、レシプロソー)で開口


尚、切断する際は上部のフタの縁は残すように開口しま
す。

ここを残しておくだけで、ドラム缶の寿命が延びるから
です。


1個目が開口されました。フタの縁は残しておきます。
開口しますと、中にはオイルが少々残っています。
若かったなー……何年前の事ぢゃ?(笑)


開口のために切断した切り口は金ヤスリで切断面のバリを
とり、丸みをつけておきます。
後ほど、怪我や、トラブルの原因になりかねないからです。

何度も火にかけると、やはり金属ですから劣化します。
折角入手したドラム缶は長持ちさせたいものです。

その他、ドラム缶は規模が大きいホームセンターでも
販売している場合があり、入手出来るかもしれません。
価格は不明ですが、問い合わせてみるのも手段のひとつ
です。

更に、小規模な殺菌を行いたいという場合は、建築金物
店や、建材店(砂、砂利、セメントを扱う店)に問い合
わせてみるのも良いでしょう。

左官技術者がモルタルを練る際、セメント・砂とバランス
良く混合するために、半切りのドラム缶の中で調合します
ので、もしかしたら在庫があるかもしれません。

半切りで販売されていますので、自分で開口する手間も省
けますし、一本もののドラム缶よりも軽量な分、扱いが楽
と思われます。

次回は、洗浄したドラム缶の内部を殺菌作業をするための
簡単な改造計画について書きたいと思います。


さて……見積もりの続きぢゃ……
相変わらず景気悪くてねぇ……(-ω-;)





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殺菌原木栽培 ドラム缶を入手したら内部の構造を計画して材料を準備をする

  • 2012.04.29 Sunday
  • 06:24
 

          こんにちは。

     
       <( _ _ )>

前回は原木を殺菌するための、ドラム缶入手の記事を書きま
した。

今回はドラム缶を入手した後、フタを開けたら、次は内部の
構造を考えます。

ドラム缶は大きいとはいえ、中で一回で殺菌できる原木の数
が限られて来ます。

「村おこし」のために、各地の林業・農業の特産にしようと
してマイタケや、ヤマブシタケの生産に力を注いでいるのを
ネットで見受けられますし、やはり趣味でマイタケ栽培を原
木でやっておられる方の記録もあります。

しかし、彼等の殺菌方法は、その殆どが「煮込み殺菌」のよ
うです。

わしの場合は原木を煮るのではなく、蒸して殺菌しますので
1缶のドラム缶で殺菌できる数は10〜14個が限度です。

後日、その理由の詳細を書こうと思っていますが今回は、少
々その理由の一部を混ぜ合わせて、材料の入手から構造を書
いていこうかと思います。

まず、ドラム缶のフタを切って開口しましたら、内部を洗浄
して、よく乾かします。
オイル等は布で吸い取り、自治体の指示に従って処分するか、
少し多めに回収出来る様でしたら、マイマシーンに足したり
機械類に使うために保管します。

最終的には水で、綺麗に洗浄します。
洗剤を使って洗うと後々、原木にその成分が混入しますので、
洗剤は使用せずに、徹底的に水のみで洗浄します。

最終的に、どうにもオイルが取り切れない場合は、中で紙屑
か大鋸屑、端材で空焚きをします。
あまり推奨はしませんけどね……

さて、ここまで洗浄したら、今度は建材店やホームセンター
で10cm x 40cmのブロックを4本入手してきます。

あ、その前にドラム缶の下で薪を燃やすので、台として6〜
7寸サイズのU字溝か「重量ブロック」を6〜8本用意して
おきます。


とりあえず、ブロックや
U字溝が揃ったら、殺菌作業場所を
決めて、そこにドラム缶が載るサイズを測って設置します。


わしの場合はU字溝を使用。最終的には、画像のような感じです。

ブロックを台に使う場合は、横に寝せて、がたつきが無い様
に3〜4本積み重ね、30〜40cmの高さにしておきます。
これを2列、ドラム缶が載る幅に合わせて平行に並べるか、少
々「ハの字」にします。

ここで、ドラム缶を載せて、直ぐにでも殺菌作業を開始したい
ところですが、その前にまだやって置かなければならない作業
があります。

わしの場合、前述したように「蒸気」で殺菌しますので、ドラ
ム缶内部で原木同士を密着させる事が出来ません。

したがって少しでも隙間を作る為に「仕切り」が必要になるわ
けです。

そのために……

まず、ドラム缶の内部構造を3階にする必要があるので12mm以
上厚みがあるコンパネ(ベニヤ板)を1枚用意します。
なるべく「F☆☆☆☆」と記載されているコンパネを使用するか
数年屋内で放置されたコンパネ、または針葉樹板を使います。

板材を用意出来ましたら、ドラム缶の内径より小さめに切り抜
きます。



この際、ドラム缶の切ったフタをコンパネに乗せて、それに沿
って下書きをするか、1本釘を打って、半径の長さの紐か釣り
糸等を鉛筆に縛りつけて、垂直に一周回せば書けます。

丸く切り抜けたら、今度は蒸気が缶内全体に回る様にハスの様
に何カ所も切り抜きます。

あまり、多く開けると強度が落ちますから、ある程度の数に
します。




これを、2枚作ります。

これが出来上がったら、やっと設置したU字溝やブロックの上に
ドラム缶を載せる事にします。

ドラム缶を載せたら、今度は予め入手しておいた10cmブロックを
立てて中に入れます。



上画像の様な十字型に置いても四隅に置いても、好みで良いと
思いますが、バランス良く置かないと、後で内部が崩壊したり、
ドラム缶が安定しなかったりし、殺菌中に倒壊などがあると危
険です。

なによりも蒸気がまんべんなく回らなくなりますので、兎に角
ブロック同士が内部で寄せ合わせない方が無難です。

ブロックを入れたら、先ほど切っておいたコンパネを中に入れ
ます。



まあ、こんな感じで設置します。

そして、殺菌寸前まで、雨水等が入らない様に大きめのフタをし
ておきます。

さて、次回は、いよいよ原木投入になると思うが、ここでも、
いろいろと、ちょっとした秘策が必要になります。


しかし蒸気殺菌作業までは、まだまだやることがあるのだ……
なぜ「蒸気殺菌」に拘るのか?という理由もあるのです。

これを、ここまで全て「ひとり」でやるのも大変だったが、今後
も全て「ひとり」だったので、今考えると、価値観を共有できる
方と数人でやった方が、絶対に得策です。




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殺菌原木栽培 成功率100%のために、原木を殺菌する前にやっておくべき事

  • 2012.05.01 Tuesday
  • 07:43
 

          こんにちは。

     
       <( _ _ )>

前回までは、原木を殺菌するために入手したドラム缶の内部
の組み方まで書きました。

いよいよ原木投入の段階になってきます。

さて、今回は殺菌前に原木を玉切り(刻む)わけですが、そ
れまでに、必ず用意しておかなければならない物があります。

原木は当然ですが、径12cm以上のモノを用意してあります。

その原木に接種をした後、培養するための袋が必要です。
この袋は「ガセット袋」といって、耐熱性になっています。
しかし、耐熱とはいえ、限度はあります。
「ガゼット袋」かもしれませんが、どっちでもいいか(苦笑)

直火にあてたり、圧力鍋の内部側面に触れなければ、問題は
なく、常温殺菌では、ドラム缶内部側面に触れても溶けたり
する事はありません。

この袋は、種菌会社で取り扱っておりますので、あらかじめ
玉切り前に取り寄せておきます。

原木のサイズによって数種類ありますので、そこら辺も考え
て発注します。

あと、もう一つ必ず用意しなくてはならないのが、セロハン
テープです。

これだけでOKです。

上記2つのアイテムが準備出来たら、原木の長さを袋のサイ
ズに合わせて決め、短木栽培の時と同じ様に玉切り作業に入
ります。



上の画像は短木栽培の際のしるしの付け方ですが、今回は
2個セットにする必要がないので、切断する箇所だけで良い
のです。

1個の長さは15cm〜18cmが限度でしょう。



と、こんな感じで、1回の殺菌を行える量を玉切りします。

玉切った原木の大鋸屑を保管するなり、処理した後に、前回
の記事で用意した仕切り板の上に並べてみます。

何個載るのか?






こんな感じで、ドラム缶内の1段に何個並ぶかを決めます。

そうすると、1回で何個殺菌出来るかが分かります。

さて、これからがマイタケやヤマブシタケ栽培成功率100%へ
の分岐点になるわけです。

殺菌する原木の数が決まったら、これらをガセット袋に入れ
ます。

「え?もう入れてしまうの?」と思う方もいらっしゃると思い
ます。

有名番組のダッシュ村でも、ガセット袋に原木を投入したのは
殺菌後でした。

他の栽培者の記録や栽培本を読んでも、殆どが煮込みです。

しかも、括着成功率が75%だの、98%だの自慢しています。
しかし、2%は失敗しているわけです。


ここで、何故、失敗したのかを考えて、今までの作業を振り返
ってみることが大事で、ホダ化するまでに、どこかに2%の落
とし穴があるわけです。



その分岐点として、考えられる第一分岐点がガセット袋の殺菌
です。

煮込んだ原木を取り出した後、このガセット袋に入れるわけで
すが、どこを見ても、ガセット袋を殺菌した様子は見あたりま
せん。

ガゼット袋は、原木投入までに真空パックの中に入っていたわ
けではないでしょうから、どこで何の胞子や空中浮遊菌が付着
しているか不明です。

煮込みは殺菌時間にもよるが、完全殺菌出来、タンニンも多少
抜けるだけに、害菌及び、カビ類にも侵入されやすくなります。
そのかわり、原木の栄養分まで水へ抜けてしまいます。


なので、キノコ堂では、この袋も一緒に殺菌しちゃいます。
袋も殺菌、原木の養分は閉じこめ(笑)


このための「耐熱性袋」と思っています。
このために、煮込み殺菌ではなく、蒸気殺菌になるわけです。
袋ごと水中に投入したら、袋に着いているフィルターから水が
浸水してしまうからです。

ただでさえ、殺菌・接種直後は袋内、周囲の「湿り空気」が飽
和状態になるので、原木の煮込みはしません。
あくまでも、蒸気で蒸します。

さて、屁理屈はここまでで、今度はガセット袋に殺菌前原木を
入れるのですが、これを一人で作業するのは結構面倒である。

ここで、ひとつ秘策がある。

ビン箱でも何でも良いから「台」を用意して、その上に原木を
1個乗せます。

更にその上にもう一個原木を重ねて乗せます。
そして、その上からガセット袋を被せます。



袋で覆ったら、落とさないようにそのまま上の1個だけを持っ
て、ひっくり返して、養生した床に置きます。
養生材としては、段ボールが弾力性があって良いと思います。

結構、この作業が楽ちんで、一人でも捗ります。
これを数人でやったら、もっと早いでしょうなぁ……

全部、ガセット袋に入れたら、袋の口を2度折りにして、セロ
ハンテープで仮止めします。


早期拡大を期待して、木口の上に少々大鋸屑を入れてみたりもしました。



この袋を仮押さえするとき、絶対にホチキスなんて使ってはだめ
です。

後々、殺菌後に接種する際、ホチキスの針を抜きますよね?
抜く際、どこに飛んで行ってしまうか分かりません。
万が一、殺菌後の袋の中に入ったら最悪です。

この失敗はわしが、ヤマブシタケ栽培初年に経験しております。
この話は、また後日に覚えていたら書きたいと思います。

セロハンテープで止めた殺菌前原木は、すぐさま殺菌する
必要はありません。
数日は袋に間違って穴を開けないように養生しておけば、放置し
ても大丈夫です。

あ、あと、ネズミに囓られないようにしましょう。

殺菌準備はこれで整ったので、次は殺菌・接種に関する記事に行
く事にします。


今年のGWは休暇が取れるか不明になってきた……(-ω-;)




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殺菌原木栽培 マイタケ、ヤマブシタケ等、原木殺菌・接種前に揃えておくべき道具一式

  • 2012.05.03 Thursday
  • 06:33



                       こんにちは。

     
       <( _ _ )>

前回は、原木を刻んで、耐熱袋に投入し、殺菌前準備の経験
談を綴りました。

さて、いよいよ殺菌作業に入りたいわけですが、その前に予め
用意しておかなくてはならない大切な事があります。

まあ、作業人数が複数いる場合は、殺菌中に誰かが買い出しに
出掛けても間に合うのですが、わしの場合、何度も書いている
ように全てが一人作業なために、数日前から揃えておかなけれ
ばなりません。

殺菌が終わって接種作業に入るわけですが、種菌が準備されて
いなければなりません。

当然のことなのですが……

種菌は各種菌会社のマニュアルより、原木1個に対し多めに接
種した方が良いので、予定より多めに取り寄せておきます。




万が一の失敗を考えても多めに準備しておくと良いでしょう。

万が一の失敗が発覚するのは大抵が接種後2〜3週間後です。

これを考慮しますとやはり、年末〜2月接種が無難という事に
なります。

今度は、道具の準備ですが、まず絶対に必要なのがビニールシ
ートと養生テープ、画鋲です。

ビニールシートは1.8〜2m幅、厚手のモノで数m巻きのモノが
用意出来れば最強です。
これも、大きなホームセンターや建材店、建築金物店で入手す
ることが出来ます。

何に使うかというと、簡易接種室を作るためです。


接種終了後に勝手に崩壊した(笑)簡易接種室
養生テープの強度がちょうど良い。糊の跡も壁に残りませんからね。

更に、必要なのが殺菌後に冷却&培養&接種するための衣装箱
です。100%成功のためには絶対に欠かせないアイテムです。

この衣装箱は金属製ではダメで、外部から菌糸の成長の確認が
出来る様に、半透明のプラスチック製品がお勧めです。

大きさは培養する原木が5〜6個入るくらいの大きさが良く、
深さは原木の長さより10cm以上あるものが良いでしょう。

移動や積み替えの際、これが限度です。
腰でも痛めたら大変なことになってしまいますからね。

後日、この箱の効果を詳しく綴ってみようかと思います。

そして、次に必要なのが薬局で入手するモノです。

・消毒用アルコール(接種室内、衣装箱、その他殺菌用)

・逆石けん液(
接種室内消毒用)

・手術用ゴム手袋(薄手のゴム手袋)

・マスク

・脱脂綿 (器具消毒用に使う)

・ウェットテッシュ(アルコール含有のもの)

次は100円ショップで入手出来るモノ

・ステンレス製アイスクリーム用ヘラ(強度があるもの)

  種菌をビンがら掻き出す際に強度がないと曲がってしまう
  ので、ガッチリしたモノを用意します。
  ホームセンターの方が多少値段が高くても確実かもしれま
  せん。

・ステンレス製大スプーン

  原木に種菌をふりかける際に使用します。

・金属洗濯ばさみ(樹脂製でも良いでしょう)

  接種後、速効仮押さえに一時的に使用します。
  数人で作業をする際は必要ありません。

・ホチキス

  接種完了後に最終的に使用します。

・ステンレス製桶(ボウル)

  種菌をビンから掻き出し、細かく砕くために使います。

・ハンドスプレー3個

  こまめに消毒を繰り返すので絶対に必要です。

・合羽・またはフード付きポンチョ・ヤッケ

  接種時に着用します。
  着用前に消毒をします。繊維を着た状態での接種は危険
  です。

・タッパウェイ

  脱脂綿を保管します。
  

その他

・ハンド・ガスバーナー

  メタル製品の殺菌に使います。

・作業台(テーブル)

  作業効率をあげるために必要です。
  床には落下菌が生き残っている可能性があります。

  ウンコ座り作業は絶対にやめましょう

・椅子(布がある場合ファブリーズ&アルコール消毒しましょ
    う)

  立って作業する場合は必要がありませんが、アクションが
  多いと、それだけ接種室内に空気が動くので、なるべく大
  きな動作をしないためです。
    

と、こんな感じで、ざっと書きだしてみましたが、あらためて
思い出してみて、こんな面倒な事をよく一人でやったもんだ……

と呆れてしまった(笑)

簡易的な接種室を1坪くらいのスペースで作ると良いでしょう。
人が多く出入りするところは避けるべきです。
接種室が用意出来ないという場合は、100%の成功率を狙うには
他の工夫が必要になってきます。

今回は大した画像を用意出来ませんでしたが、次回は殺菌作業
について、書こうかと思います。

さて、本日も業務に出掛けて来ます……(-ω-;)
なかなか菌床作業が出来ません。
って、もう時期的に危険なんだけどね……

趣味で行う菌床栽培については、現在実験中なのですわ。




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殺菌原木栽培 殺菌作業と接種前準備のネットワーク作業を行う

  • 2012.05.05 Saturday
  • 05:20
 

          こんにちは。

     
       <( _ _ )>

前回は、接種前の準備ついて必要な道具を挙げてみました。

今回は、いよいよ殺菌作業の経験について綴ってみようと思い
ます。

タイトルにある「ネットワーク」とは、人と人との繋がりを意
味するのではなく「何かをしながら、その隙間の時間で、他の
作業をする」という意味で、同時進行に近い意味合いがありま
す。

簡単に言えば、平行作業です。

まず、最初に用意しておいたドラム缶の中に水を投入します。
これが煮込み殺菌ですと、100リットル前後必要になるのでは
ないかと予想します。

しかし、わしは蒸気殺菌なので60〜70リットルの水で足ります。

この蒸気殺菌のメリットは、煮込みによる煮沸殺菌よりも水の
量が少ないので、沸騰するまでの時間が短縮出来る事です。

水を入れたら、直ぐに点火します。

少しでも水が沸点に達する時間を短縮するためです。

始めからお湯を入れてしまえば良いのでしょうけど、湯を沸か
すにも、結局時間がかかりますしね。


わしの場合、一人作業だったため、あまり火から離れる事が出
来なかったので、原木をドラム缶の中に投入してからの点火に
なってしまいましたけどね。


火が点いたら、ドラム缶の中にあらかじめ用意しておいた耐熱
袋に入れた原木を投入して行きます。

先日貼った画像を参照して下さい
→こちら

ブロックの上に乗せた穴を開けた仕切り板の上にまず乗せて並
べ、その隙間に原木より幾分長目の角材を立てておきます。



そして、もう1枚作っておいた仕切り板を隙間に立てておいた
角材に乗せるように入れます。




そして、この上にまた原木を入れます。

そうすると、大体ドラム缶の高さ以内で納まります。




画像の袋はクリップで押さえてありますが、クリップは殺菌後
原木を取り出す際に袋が開いてしまう事があるので、お勧め出来
ません。

やはり、セロハンテープを4〜5cm程度の長さで切って貼って押さ
える方が無難です。

わしの場合、ドラム缶を4缶程用意出来たので、一気に殺菌して
しまいました。
1つのドラム缶で一回に殺菌出来る原木は平均12個になります
から、全部で48個殺菌出来ました。



殺菌する原木が全て投入されたら、ドラム缶の径より大きめの
板を載せて重石を載せます。



投入した時の水温にもよりますが、冬場で60リットルの水が沸
騰するまで、火を絶やさない状況で1時間半〜2時間程度かかり
ます。

カロリー(今では過去の単位ですが……)計算をすれば、沸騰
予想時間が算出出来ますが、ガス焚きではないので、火力が常
に安定しているわけではない事から正確な時間は不明でしょう。

点火した薪が炭状になって、火力が安定してきたら、殺菌して
いる間、ただボーっとしていても時間の無駄なので、簡易接種
室を作ります。

用意しておいた、ビニールシートと養生テープ、画鋲等で作り
ます。



こんな感じで、接種する予定のスペースを囲います。
1坪もあれば十分でしょう。

囲ったら、用意しておいたハンドスプレーに逆石けんを入れ、
室内全てに吹き付けます。
もちろん、接種用器具にも、椅子、机、床にも吹き付けておき
ます。

また、火元に戻って管理しますが、暫くしたら今度は消毒用ア
ルコールを室内に散布します。
アルコールは直ぐに揮発しますので、殺菌終了前にもう一度散
布します。

火元では、点火から2時間もすると、ドラム缶の上に乗せた板
の隙間から圧力を逃がすかのように湯気がモウモウと噴いて
きます。


始めての殺菌は、1つのドラム缶で試験的に行ってみた。
最初から大量に殺菌すると失敗した場合の対処が増えるからだ。

この状態になってから4時間蒸気が絶えない様に、火力を管理し
ます。



合計で点火から5時間半〜6時間焚き続けるので、あらかじめ
終了の時間を予想して午後2時頃から始めるのですが、結局は
前準備や、後始末で夜中になってしまう事が多々ありました。

たまには酒も呑んでしまいます(笑)

毎回、殺菌しながら酒を呑むということは実際にはありません。


しかし、あまり飲んでしまうと、殺菌後の大事な作業で転倒し
てしまったり、取り出した原木の袋を落としたり、ぶつけたり
しちゃうので、少量にしておきましょう。

火にあたって飲んでいると、わしはすぐに気持ちよくなって
しまうので、少量で十分ですわ(笑)


この日は沸騰まで2時間以上かかった。兎に角、背中が寒い!!……
わしが写っている画像は全てセルフタイマーで撮影しているので、右下が
醜いですなぁ……


もう、こうなったら自宅には帰れませんので、ホダ場で一晩過ご
します。
車を置いて歩いて帰れる距離ではないからな……

火を管理しているので、あまり飲み過ぎては危険ですけど、暗く
なってから一人で作業していても話し相手もいないしね。

業務連絡も来ないし……
ラジオを聞いていたりもしてたな……


夕方だと、近所の方が遊びに来てくれるけど、晩飯時になると
当然帰ってしまいますからね……

殺菌終了後の後始末が下手すると日付変更しちゃったりする
し……

さて、次回は殺菌終了時の注意事項と冷却の際の落とし穴につい
ての経験談を書きたいと思います。

さて、今日も業務ぢゃ……(-ω-;) 休みなしかよ……


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殺菌原木栽培 空気のいたずらに注意しないとならない殺菌終了後の管理

  • 2012.05.12 Saturday
  • 06:25
 

                     こんにちは。

     
       <( _ _ )>

さすがに疲れますね……
ゴールデンウィークは、ほとんど休暇がとれず、現在に至って
おります。

中途半端に戻って来ても、業務に行ったんだから、休み無しだ
ったってわけです。

夕刻の菌床培地殺菌作業をしていた際、通報されて、警官がや
って来たというちょっとした事件もありましたが、こちらの詳
細は後日にしようかと思っています。

さて、前回まで原木の殺菌作業を書きましたが、今回は殺菌終
了後の作業について書いておこうかと思います。

因みに前回の内容は
こちら



ドラム缶のフタに穴を開け、隔測温度計で内部の温度を計測している
上にある穴あき段板は数回使うと使い物にならないほど沿ってしまった。


常圧殺菌では100度まで蒸気温度が上がらない。


まず、沸騰してから4〜5時間、常圧で蒸し続けましたら、接
種室の中をアルコールで天井を優先に壁、床、机、培養箱(衣
装箱)と殺菌しておきます。

上記の作業が終了しましたら、フタの上に乗せた重石を足など
に落とさない様に下ろします。

もし、接種室が傍に無い場合は自家用車の中に内部を殺菌した
培養箱を入れておきます。

重石を下ろしたら、今度は上部のフタをゆっくり開けます。
すると、解放された蒸気が一気に噴き上がります。

この時、絶対に顔を蒸気に当てないようにします。
高温なので、火傷の危険があります。
湯気が立ち去り、内部が見えるようになるまで待ちます。

さて、ここまでは、今まで使っていた軍手等の手袋で作業して
も問題が無いのですが、ここからは、きれいな新しい軍手に取
り替えます。

そして、あらかじめ作っておいた接種室に準備してある培養箱
の中へ次々運び込むわけです。

当然、殺菌作業中の着衣は汚れているわけですから、数人で作
業している方が有利です。

接種室内部に合羽を着用し、全身殺菌した防護服のような恰好
をした人が1人待機、取り出し作業の人が2人で順に運び込み、
接種室入口で手渡し……

こういった流れが理想なのですけどね。
わし1人だと、こうも行かないので……




殺菌終了直後 真空パックの様になっている



あらかじめ内外ともアルコール消毒をしておいた衣装箱の中へ袋に傷をつけないように
次々
と、やさしく投入します。


ここで、失敗したことがあるのですが、初めての原木殺菌後、
まだ衣装箱は使っていませんでした。


接種室は作っておきましたが、内部をアルコールで消毒したつ
もりで安心して机の上に殺菌後の原木をそのまま置いて帰宅し
たのです。

原木が接種出来るまで冷却するのは、翌朝、若しくは殺菌後8
時間後くらいでしょう。
接種は大体が、翌朝になります。

接種から約2週間後、木口上部から、アオカビが発生しました。
いきなり、見えない敵から洗礼を受けるわけです。(放射能ぢゃ
あるまいし……(-ω-;) )

初めて接種した原木12個のうち、4個から発生してしまいました。

この時、何が悪かったのか?
いろいろ考えました。

とりあえず、12個殺菌したうちの4個ばかり失敗したわけで
すが、その原因を考えてみますと、殺菌後は高温を維持してい
ますが、冷却の際、原木が入った袋内の温度と外部の空気温度
との間で熱交換作用が生じます。

この際、袋内の温度はフィルターから抜けて行き、外部の温度
がフィルターから入り込むと睨みました。

この作用の時にカビ等の胞子が入り込むのではないかと。
殺菌作業には手落ちは考えられなかったので、これが原因と思
い、衣装箱の中で冷却、そのまま培養を思いついたわけです。

その後、失敗した原木へカビが増殖する前に、もう一度殺菌を
したわけですが、2回目の殺菌は、少々数を増やして24個ばか
り、思い切ってやってみました。

そして、今度は、あらかじめ殺菌しておいた衣装箱の中へ原木
殺菌終了後、次々放り込んで行く事にしたわけです。

ダンボール箱など、問題外です。

衣装箱へ殺菌した原木を投入後、もう一度、衣装箱の中をアル
コールで消毒、蓋をしっかり閉じ、その後、腕だけ接種室に差
し込み室内を全てアルコールでスプレーして終了します。

接種室の中では絶対にオーバーアクションはしてはならず、常
に漫画で見るドロボウの心理の如く、静かに作業します。

やって見る前に、いろいろと書籍やネットで調査をしましたが、
やはり何処かに落とし穴があって絵に描いた餅の様には行かな
いものです。

地域差もあることでしょう……

やはり、泳げるようになる為には一度は溺れてみないと……
いや、死んでは元も子もないのですが……

自転車乗りの練習の方が例えがいいのかな?
これも、転倒の際に運悪く自動車に轢かれてもな……



次は、時間の合間を見て、接種作業の経験談を書き残したいと
思っています。



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殺菌原木栽培 マイタケ・ヤマブシタケの接種方法 (きのこ堂の経験)

  • 2012.09.30 Sunday
  • 07:58
   
          こんにちは。

     
       <( _ _ )>


5月にアップした日記を最後に、放置させてしまっていた……

あまりの多忙な日々が続き、そして、あまりの暑さが続いた
今夏……

日記を書く余裕なんてなかったのが正直。

まあ、世界・国内情勢がめまぐるしく変化する毎日を気にして
いたりはしていましたが……なんだかなぁ……
気がついたら、友人から山のキノコが送られて来て「あー……
そういう時期か……」って気付く始末(-ω-;)

で、日記を読み返してみた。

久々に、アクセス数を見たら、結構多いことに驚きましたが、
何故か「キノコ栽培」に関する日記は読んでは貰えていなか
った(苦笑)

まあ、そのような状況でしたが、今日は久々に続きを書いて
みようかと思います。

もうすぐ、原木確保の時期になりますしね。


前回、接種作業寸前のところで終わらせていますから、今回
は、作業開始前からになります。

前日夜までに殺菌を終えて、衣装箱の中で冷却に入った原木
は、翌朝まで接種可能な温度まで下がりません。

原木が持つ熱容量や、冷却環境によっても差がありますが、
千葉県の1月では、翌朝までは冷えません。
接種可能温度は、殺菌を終えた原木が15〜18℃くらいまで
冷却された頃が良いと思っています。

実際は、翌朝には、もっと冷却されているかもしれませんが……

まず、用意しておいた簡易接種室に入る前には、自分も消毒
しなくてはなりません。

用意しておくモノは、日記の過去ログ
→こちら を参考に。


着用するのは、合羽・またはフード付きポンチョ・ヤッケ

  接種時に着用します。
  着用前に消毒をします。





まあ、こんな感じでしょうか。

毛髪は出さない方がよいかもなー

接種室に持ち込むモノ全てですが、カメラも軽くアルコール
綿で拭いておきます。
撮影の必要がなければ消毒の必要はありませんが……

接種室に入ってからが、また忙しいんですね。
接種室に入ったら、室内をハンドポンプ(スプレー)でアルコ
ールを噴霧します。


次に接種する作業台の上をアルコールで拭いて消毒しておきま
す。

でも、オーバーアクションは禁物です。
落ち着いて作業します。

ある程度、接種作業の用意が出来たら、冷却が済んだ衣装箱の
蓋を開けます。





この時、飽和状態から結露した水が蓋の裏に付いていますので、
そぉーっとそのまま平行移動して、作業台の上に置きます。
蓋の内面になる方を上に向けて置かないようにします。

次は、接種予定の購入済み種菌のビンの蓋を開けるのですが、
その前に種菌を掻き出すステンレスボールや菌掻き用スプーン
と、接種用スプーンをバーナーで軽く火力殺菌します。




落ち着いて行わないと火災の原因になるので、行うか
行わないかは、自己責任でお願いします。
万が一、火災が起きても、当日記では責任は持てません。

火力殺菌を行っても行わなくても、ハンドポンプでアルコール
を噴霧し、脱脂綿で拭き取ります。
一回使った脱脂綿は廃棄します。


まあ、ここらへんの作業は前後しても良いかと思います。


そして次に、接種する種菌が入ったビンをアルコールを湿らせた
脱脂綿でよく拭いてから蓋を開けます。



上画像の種菌はヤマブシタケの種菌ですが、マイタケでも同じ
作業をします。

ふたを開けたら、表面数cmの種菌を取り除いて、必ず廃棄
します。





その後、一気に消毒したてのステンレスボールの中へ
菌掻き匙(スプーン)で掻き出します。

掻きだし終わると、ここからがまた忙しい(苦笑)

種菌会社で純粋培養された種菌は、ガッチリと塊になっている
ので、接種時にバラツキが無いように細かく砕く必要があるこ
とからの必須作業なんです。
これが結構大変。

上記作業が済んだら、予め蓋を開けて置いた衣装箱の中をハンド
ポンプで数回噴霧して消毒します


そして、衣装箱の中にある殺菌済み原木の耐熱袋の口を一気に開
封する。

そして、一気に接種用スプーンで接種していく。
この際、均等にスプーンで各袋内の原木の木口にふりかけて接種
を行う。





ここまでの作業が終わったら、今度は一気に袋の口を3回折っ
てホチキスで3〜4箇所を必要に応じて閉じる。

今後、接種されたこの袋は4〜6ヶ月は開ける事は無い。

万が一の失敗さえなければ……

接種を終えたら、衣装箱内をアルコールで噴霧し、急いで蓋を
する。

これで、接種作業は終了。

今後は管理方法が大切になります。




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ヤマブシタケやマイタケ種菌接種後の管理開始

  • 2013.01.01 Tuesday
  • 13:11
 
           こんにちは。


                        <( _ _ )>

本年も宜しく御願いいたします。

今回は殺菌原木への種菌接種後の管理についてです。

接種が、上手に出来たら、次に、培養箱の中の保温・保湿の管
理が必要になります。

もちろん、遮光なども考慮します。

培養箱の中に、温湿度計を入れて、毎日管理します。

まず、保温については、約20℃前後を維持出来るように管理
したいのですが、それが容易ではないんですね……

わしの場合、厳冬期に接種しますので、秘密兵器のホットカー
ペットを利用します。

自宅の二階に持ち込んで、保温効果を得るという事もあります
が、夜は冷えます。
やはり、安定した環境を与えてやるべきかと、個人的には思っ
ています。

しかし、電気代が掛かってしまいますので、微弱で良いと思いま
す。


なぜか、酒パックが……因みに上に乗っているのは菌床試作培養袋

微弱調整でも保温効果を高めるために、¥100ショップで販売
している、銀色のシートを購入してきます。
これの銀色側を培養箱に充てて、囲います。(上画像参照)

古い布団や、毛布でも良いかとは思いますが、どこに雑菌が潜ん
でいるか不明なので、新品・使い捨てを使うべきと思います。

この次に、難しくなるのが、湿度です。

接種直後の原木は、殺菌したときの蒸気が凝縮した水滴で飽和
状態に近くなり、結露が、かなり生じています。

これは、10日くらい、仕方がないですが、底に貯めておきます。

日光は、なるべく当てない方が良策でしょう。

よく、保温培養に、使用済みダンボールを利用した記述を見かけ
ますが、あまり、お勧め出来ません。
それは、ダンボール自体が、カビを寄せ付ける可能性があるからです。
しかも、中古ダンボールは何処を徘徊してきたか不明です。

プラスチック製の箱を使った方が、後々消毒の効果が発揮され易
いので、多少、費用が掛かっても無難と思います。




培養開始から、10〜15日も経過しますと、接種した種菌が菌糸を
成長させ、白くなって来ます。

ここで、失敗があれば、オアカビや、その他の変な色をした菌類
がコロニーを形成してきます。

ここで、断念するのは、自由ですが、厳冬期に接種をやる理由
は、こういった失敗が起きてしまった際、原木を洗い、また殺
菌・接種のやり直しが可能だからです。

春先に殺菌・接種をし、失敗した場合に、やり直しを行ったと
しても、空中を浮遊し始めた雑菌の発芽力にマイタケ菌が勝て
ず、培地である原木を占領されてしまう危険が増え、無駄な労
力になる可能性が大きいからです。

栽培したい菌類と敵である菌の特徴を知っておく必要もあるわ
けなんですが、悲しい事に、マイタケ菌の成長において、ベス
トな状況が、他のカビ類と合致しているんですわ……

そこで、どのように培養するかを考えなくてはなりません。

もし、上手に発菌する事が出来ましたら、今度は、培養箱の結
露の手入れを始めます。

培養箱の底に貯まった凝縮した水を脱脂綿で拭い、直後にアルコ
ルが入ったハンドポンプで、培養箱の中を殺菌して、急いで蓋
をします。


しみだらけの顔だな……(-ω-;)

たまには、蓋を少し開けて、ただ臭いを嗅ぐだけの作業でも、
狭い培養箱の中ですから、異臭があれば、異常に気付きます。

こういった、細かい気遣いが必要になります。

マイタケは、培養中の積算温度が2000℃なので、20℃保持であ
れば、100日培養で、ホダ木として完了します。



わしの場合、25℃前後で、1月〜7月まで培養します。
上の画像は、培養箱が積み重ねてありますが、毎日上下
左右をローテーションします。

その後、培養が順調に進めば、箱から原木を出して培養
するようになります。

また、その時の様子を次回に書きたいと思います。



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