センボンイチメガサ……知っていると知らないで差が出るキノコかも

  • 2017.10.19 Thursday
  • 12:02

 

        どぉ〜 もぉ〜 (゚∀゚)ノ

 

ん〜〜……

これから取り上げるキノコの事を憶えてもらいたいわけぢゃない。

 

キッパリと言っておく。

まあ、知っていると良いかな?

 

まあ〜……憶えて貰わなくていいから。

わし等のライバルが増えちゃうから(笑)

 

というより、センボンイチメガサってとても怪しいキノコだよな。

ニガクリタケにも似ているし、クリタケモドキにも似ている。

幼菌なんか、なまじクリタケに似ているからキノコ狩りが不安になる。

最大の不安はコレラタケだろうね。

 

コレラタケをこの話題に入場させると、今度はセンボンイチメガサを

採りたくても、チャツムタケも警戒キノコとして切り離せなくなるん

だよ。

 

この3種の共通な性質として原木キノコだからだ。

しかし、この3種の中で樹皮が存在するような原木から発生するキノ

コはセンボンイチメガサだけだと思う。

当然、樹皮が無く腐朽が進んだ針葉樹からも発生する。

 

まあ、クリタケを優先的に収獲したいのであれば倒木や切り株を見て

も、針葉樹なのか広葉樹なのかが見分けられるという事が間違いを限り

なく少なく出来る。

 

クリタケは広葉樹にしか発生しないからだ。

 

 

 

 

 

上画像のキノコはセンボンイチメガサの幼菌で、傘の大きさが径15mm

くらいの状態。

 

まあ、クリタケによく似ているんだけど、小さいうちから傘裏の膜が切れ

ちゃう。

クリタケの場合はもっとズングリムックリで小さいうちは柄の色は美しい

クリーム色だよ。

 

本当は比較画像を貼れれば良いのは分かっているんだけど、面倒くさい

ら気になる人はググって下され。

 

このセンボンイチメガサ、見付ければ、名前の通り大量収獲間違い無しだ。

 

ただ、乾き気味のモノだと何のキノコか経験が無いとさっぱり不明かもね。

って、わしもコレまで見たこのキノコに関してはセンボンイチメガサぢゃ

ねーのか?と疑いながらも、ニガクリタケとも違うしクリタケモドキとも

違うと2シーズン悩んだんだよ。

 

あるシロの同じ所に、毎年もの凄く大量に発生していたんだけど、自分の

判断に確実性が欠けるので不安で収獲しなかったんだよね。

 

で、昨年「あれはセンボンイチメガサだったんだ!」と気付いた時には既

に時遅しで、もうそこの材が腐朽され切った様で、そこのシロにはここ2

ズン全く発生しなくなってしまった。かなり悔いたね。

 

で、今年は狙って探していた。

 

当然、この時期になれば狙える原木キノコと言えばクリタケ、クリタケモド

キ、センボンイチメガサだ。そして鍋で最高に美味いムキタケと晩秋原木キ

ノコ四天王だよ。

 

で、センボンイチメガサ……

 

10月初旬にそれはあった。

 

 

 

立ち枯れた樹木の根元を囲う様に大量発生していた。

一見、おいおい、こんなにクリタケモドキが大量でうれしい〜ねぇ!と喜んで

見ているうちに、なんか色が違うんぢゃねーの?となって来た。

 

で、傘の裏のヒダで胞子の色を確認すると……

 

 

切り抜いた下画像のアップだから画質が悪いけど色調は分かるよね。

まあ、普通にクリーム色だよ。画像のキノコくらいの大きさのうちって胞子

を撒かないというか撒く準備が出来ていないかのようだ。

 

この現場で発見したこれらのキノコはセンボンイチメガサと決定して収穫作業

に移行した。

で、この場で収獲出来たセンボンイチメガサはこんなにあった。

 

 

カメラの性能が落ちて来たのか?最近ムラが多くなってきたわ……

因みに、これらのキノコの柄の長さが10cm前後あったかな。

この時点で、わずかながら独特な臭気を感じ始めるんだよ。

あ、このキノコ特有の匂いかな?って。

 

で、話しは少々変わるけど、この週、上記とは違う他の山のある切り株でとて

も小さな幼菌が発生していたのを見付けていたんだけど、あまりにも小さい幼

菌発生だったのでニガクリタケが今年も元気だな……ってスルーして気にも留

めなかったんだよ。

 

ムキタケが採りたくて入る山なんだけどさ……

 

で、1週間後の激しい雨天の夕方……

 

いやーーービックリしたね。

これだよこれ。

 

 

 

この日は、朝から豪雨でもないけど、かなり降雨があってね……

ちと、出掛けるのを躊躇してたんだよ。

まあ、降雨くらいで人命が危険になるような山ではないんだけど、雨の中でのキノ

コ狩りは結構辛いよな。折角収獲出来たキノコだって種類によっては水を多量に吸

っていて、キノコ飯に出来るようなキノコだと、水分が謎々調合になるので危険。

 

 

 

 

既に胞子を撒き始めているらしく、独特の臭気を放っている。

この匂いさえ憶えてしまえば確実にセンボンイチメガサだと言う事が判る。

安心して収獲出来るというものである。

 

画像のセンボンイチメガサの約1週間での成長に驚かされたが、これを収獲する

のに伴い更に驚いたのが泥跳ねだ……

この木株の周囲には落ち葉が無く、無防備なキノコは泥だらけである。

宿に帰ってからの掃除を考えると、ちと憂鬱になったよ。

 

しかし、ここまで大きく成長すると収獲の際、両手で掴んだ束を少々下側に押し

ける様に回収しようとすると、丁度良いところでブチブチと切り離されて来る。

まるでチケットの半券や振込用紙の領収書を切り離す様な感覚とでも言えば理解

し易いかな?

まあ、ある程度ご老菌になっているからなのかもね。

で、これを取りあえず持ち合わせたビニール袋に次々と投入していくんだけど、

入れた袋がビニールということだけあって通気性が悪い。

 

もう……     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      加齢臭濃縮!       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってな感じで臭気を強く感じる。

 

まあ、ちょっと上品なお線香にも似た香り(笑)

 

さて、持ち帰ってキノコを掃除。

雨に打たれているせいか泥跳ね以外のゴミは、それ程付着しておらず、現場で取

損なった石突きをハサミでチョキチョキして、水を張ったボールに放り込む。

それほど水を急激に吸収するキノコではないので、このような方法で掃除し

ていく。ある程度の量の掃除が終わると、水洗いをする。

これを2人でやれば、さほど時間は掛からないんだよね。

採って来る、釣って来るを楽しんで、後は奥さんが1人で処理するなんてご家庭

もあるらしいけど、それぢゃ奥さんがあまりにも気の毒だよね。

 

 

                              (ゐ、いや、わしは恐妻家なもんで……)

 

 

 

で、処理が終わったセンボンイチメガサの画像が下のこれ。

 

 

 

 

あらためて見ても、1カ所での収獲にしては凄い量だ(笑)

ここで、更に検証。まあ、わし等は、これがセンボンイチメガサと判って

いるので、安心して食べちゃうんだけど、これをニガクリタケと思ってい

る人達は困るよね。ここまで掃除しても、まだ喰えるかどうか?って悩ん

だりして……って、そう言う人は持ち帰らないか(笑)

 

 

 

 

 

胞子の色が少し残る(老菌化している)けど時間が経っているにも関わらず

収獲した時のままの色で傘裏に変化が無いんだよね。

これがクリタケやクリタケモドキなら紫〜茶色、ニガクリタケなら…………

オリーブ色〜……

 

黄土色を伴った床を拭いた雑巾色?(笑)

 

に変色する。

 

って、言ったってニガクリタケだって自然界の役割はちゃんとしておるのだよ。

人間の都合で毒物扱いされているのは気の毒かもねぇ……?

 

因みに、センボンイチメガサはエノキタケと違って黒ずんだ柄はシャキシ

ャキと噛み応えが良く、食感が良い事から、切り捨てる必要は無い。

 

エノキタケの場合、消化が悪いことから黄門(要:脳内変換)からの切れが

悪いので、柄の黒い所は絶対に切り捨てること(笑)

 

で、センボンイチメガサの幼菌っぽいのはキノコご飯にする。

 

 

まあ、上画像はクリタケモドキとのブレンドご飯なんだけど、皆さんが

 

欲しがる クリタケより、何倍も美味い。

 

キノコの味が思い切り生きているしね。

 

後日、クリタケ日記も予定しているが、クリタケは競争率が高く収獲するの

が困難を極めるのでキノコ狩りのターゲットとしては、この時期メイン

るが、食べてはクリタケモドキ>センボンイチメガサ>クリタケかな。

 

さて、話は戻ってセンボンイチメガサのご飯以外の食べ方として美味いのは

やはり豚肉とナスと一緒に炒めて食べるのが旨いね。

特に豚肉はイベリコ豚を使い、その脂で炒めたものが最高に旨い。

これはカレバキツネタケ等、他のキノコを代用しても旨い。

チチタケは絶品であった。下野の国の方々の気持ちが理解出来るよ。

 

ということで、今回は我が家のセンボンイチメガサ料理の画像を。

まあ、旨そうに見えるか?不味そうか?黙っててくれよな(笑)

 

 

ナスの下にも多量のセンボンイチメガサが隠れている(笑)

 

 

ナスには切れ目が入っていて、箸で食べたい所を摘まむと綺麗に裂ける

様にしてある。

ここら辺は我が家のシェフ(笑)の知恵だ。   ちとは褒めておかないと……

イベリコ豚は購入するが、ナスとキノコは自前というのが旨さに拍車を

かけてくれる。

 

秋ナスは少々太らせてから収穫した方が柔らかくて旨い。キノコ栽培と

同じで好みの大きさで収獲出来るのが最大の強みだ。

まあ、自然キノコは好みの大きさのモノだけ収穫ってわけにはいかない

、収量も上がらないことも多々有るしね。

 

 

まだまだクリタケシーズンが少々残っているので、もし、出会うことが

 

あれば自己責任にて是非、センボンイチメガサを試食なさってみてはど

うか?と……

 

でも、まぁ……わし等が採るキノコが減るし、競争率も上がっても困る

ので……

 

 

やっぱ憶えて貰わなくてもいいわ(笑)

 

 

 

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結論……

 

センボンイチメガサは……情報が少ないのに……

 

 

     かなり旨いキノコだった!!

 

                           ……以上。

 

 

 

 

 

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