殺菌原木栽培 空気のいたずらに注意しないとならない殺菌終了後の管理

  • 2012.05.12 Saturday
  • 06:25
 

                     こんにちは。

     
       <( _ _ )>

さすがに疲れますね……
ゴールデンウィークは、ほとんど休暇がとれず、現在に至って
おります。

中途半端に戻って来ても、業務に行ったんだから、休み無しだ
ったってわけです。

夕刻の菌床培地殺菌作業をしていた際、通報されて、警官がや
って来たというちょっとした事件もありましたが、こちらの詳
細は後日にしようかと思っています。

さて、前回まで原木の殺菌作業を書きましたが、今回は殺菌終
了後の作業について書いておこうかと思います。

因みに前回の内容は
こちら



ドラム缶のフタに穴を開け、隔測温度計で内部の温度を計測している
上にある穴あき段板は数回使うと使い物にならないほど沿ってしまった。


常圧殺菌では100度まで蒸気温度が上がらない。


まず、沸騰してから4〜5時間、常圧で蒸し続けましたら、接
種室の中をアルコールで天井を優先に壁、床、机、培養箱(衣
装箱)と殺菌しておきます。

上記の作業が終了しましたら、フタの上に乗せた重石を足など
に落とさない様に下ろします。

もし、接種室が傍に無い場合は自家用車の中に内部を殺菌した
培養箱を入れておきます。

重石を下ろしたら、今度は上部のフタをゆっくり開けます。
すると、解放された蒸気が一気に噴き上がります。

この時、絶対に顔を蒸気に当てないようにします。
高温なので、火傷の危険があります。
湯気が立ち去り、内部が見えるようになるまで待ちます。

さて、ここまでは、今まで使っていた軍手等の手袋で作業して
も問題が無いのですが、ここからは、きれいな新しい軍手に取
り替えます。

そして、あらかじめ作っておいた接種室に準備してある培養箱
の中へ次々運び込むわけです。

当然、殺菌作業中の着衣は汚れているわけですから、数人で作
業している方が有利です。

接種室内部に合羽を着用し、全身殺菌した防護服のような恰好
をした人が1人待機、取り出し作業の人が2人で順に運び込み、
接種室入口で手渡し……

こういった流れが理想なのですけどね。
わし1人だと、こうも行かないので……




殺菌終了直後 真空パックの様になっている



あらかじめ内外ともアルコール消毒をしておいた衣装箱の中へ袋に傷をつけないように
次々
と、やさしく投入します。


ここで、失敗したことがあるのですが、初めての原木殺菌後、
まだ衣装箱は使っていませんでした。


接種室は作っておきましたが、内部をアルコールで消毒したつ
もりで安心して机の上に殺菌後の原木をそのまま置いて帰宅し
たのです。

原木が接種出来るまで冷却するのは、翌朝、若しくは殺菌後8
時間後くらいでしょう。
接種は大体が、翌朝になります。

接種から約2週間後、木口上部から、アオカビが発生しました。
いきなり、見えない敵から洗礼を受けるわけです。(放射能ぢゃ
あるまいし……(-ω-;) )

初めて接種した原木12個のうち、4個から発生してしまいました。

この時、何が悪かったのか?
いろいろ考えました。

とりあえず、12個殺菌したうちの4個ばかり失敗したわけで
すが、その原因を考えてみますと、殺菌後は高温を維持してい
ますが、冷却の際、原木が入った袋内の温度と外部の空気温度
との間で熱交換作用が生じます。

この際、袋内の温度はフィルターから抜けて行き、外部の温度
がフィルターから入り込むと睨みました。

この作用の時にカビ等の胞子が入り込むのではないかと。
殺菌作業には手落ちは考えられなかったので、これが原因と思
い、衣装箱の中で冷却、そのまま培養を思いついたわけです。

その後、失敗した原木へカビが増殖する前に、もう一度殺菌を
したわけですが、2回目の殺菌は、少々数を増やして24個ばか
り、思い切ってやってみました。

そして、今度は、あらかじめ殺菌しておいた衣装箱の中へ原木
殺菌終了後、次々放り込んで行く事にしたわけです。

ダンボール箱など、問題外です。

衣装箱へ殺菌した原木を投入後、もう一度、衣装箱の中をアル
コールで消毒、蓋をしっかり閉じ、その後、腕だけ接種室に差
し込み室内を全てアルコールでスプレーして終了します。

接種室の中では絶対にオーバーアクションはしてはならず、常
に漫画で見るドロボウの心理の如く、静かに作業します。

やって見る前に、いろいろと書籍やネットで調査をしましたが、
やはり何処かに落とし穴があって絵に描いた餅の様には行かな
いものです。

地域差もあることでしょう……

やはり、泳げるようになる為には一度は溺れてみないと……
いや、死んでは元も子もないのですが……

自転車乗りの練習の方が例えがいいのかな?
これも、転倒の際に運悪く自動車に轢かれてもな……



次は、時間の合間を見て、接種作業の経験談を書き残したいと
思っています。



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